Sunday, December 6, 2009
ひとまず終わりました・・・
うまく答えられたか自信はないものの(面接まで来てもその半分しか受からないのです・・)、これでとにかく今年の初めから続いたロースクール受験は一段落。面接終了後には、どっと気が抜けてしまいました(苦笑)
思い返せば、辰巳に通い始めたのが今年の2月。それから、適性試験、TOEIC、NYBAR、ステートメント作成、小論文、仕事と、ずっと走りっぱなしだったように思います。
面接終了後は、本当に放心状態で、しばらく秋葉原をうろうろしてしまいました(苦笑)まあ、今日は特別ということで・・・(笑)
これからは、もちろん法律に気合を入れていかないといけませんし、あと懸案の免許取得も・・・(汗)あと、4月の入学に向けて、仕事の方も貯金をしておかないといけないかなと思っているので、相変わらずやることが多い感じです。A^^;;;;;
最近、「ギネ~産婦人科の女たち」というドラマにはまっています。お医者さんって本当にすごいですよね。自分も家族も何度も病院にはお世話になっているのですが、そのたびに、お医者さんや看護師さんたちの仕事ぶりはすごいな・・・と思ってしまいます。
http://www.ntv.co.jp/gyne/index.html
自分のがんばりはまだまだ趣味の延長線上という感じ。もっと集中力を高めて、貪欲にいろんなことを吸収していかないとと思っています。
Thursday, November 19, 2009
先日の発表
先日、懸案の発表がありました。先行研究を読んで整理するくらいならともかく(ともかくというか、これだけでも結構きつかったりするのですが・・・)、自分で推計式を立てて分析するのはハードルが高いな・・・と思っていたので、正直にそう言ったところ、皆さんいろいろ喜んでアドバイスしてくれました。
何というか、このところ感じるのですが、自分の意見を言うよりも、一歩下がって「分からない」と言っている方が周りの受けがいい気がします・・。とはいえ、20代でもないのに、それでいいんだろうか・・・と思ったりもしてしまうのですが・・・。うーん。
○今日の難解語
ディビジア指数 -->
VARモデル(多変量自己回帰モデル) -->
ベンチマーク・イヤー法 --> 資本ストックの推計法の一種。ベンチマーク・イヤー(基準年)のストックにフローを積み上げていって、ベンチマーク以外の年度のストックを推計するもの。
GDPデフレーター --> =名目GDP/実質GDP
=Σ(Pt×Qt) ÷ Σ(Po×Qt)
=Σ Pt ÷ Σ Po
つまり、GDPデフレーターは、物価指数の一種
パーシェ指数 --> GDPデフレーターのようにQt(今年の生産量)で計算 <ただ、今年の生産量のデータは取りづらい>
ラスパイレス指数 --> 消費者物価指数のようにQo(ある年の生産量)で計算
パーシェ型 -->
Tuesday, November 17, 2009
専門用語
今日は後輩に、統計ソフトのgretlの使い方をレクチャーしてもらいました。ついでに愚痴も聞いてもらってすっきり・・(苦笑) 何はともあれ気の合うメンバーで今度飲みましょという話になりました。
gretl
http://gretl.sourceforge.net/win32/
R
http://cran.r-project.org/
〇今日の難解語(私にとってだけ・・?)
・系列相関 -->
・最尤法(さいゆうほう) -->
・ロジット変換 -->
・プロビットモデル -->
・多重共線性 --> 説明変数間の相関が強く、重回帰分析がうまく行えないこと。相関行列をよく見て、高い数字があれば、t検定にかけて、どれ位ありえないことが起こっているかP値を求める必要がある。
・クロスセクション --> 同時期の横断的分析。時系列分析の対概念。
・パネルデータ --> 時系列データとクロスセクションデータを組み合わせたデータセット。
・固定効果モデル --> ?? (このモデルの重要な考え方として、時点毎に変化する変数と、時点が変わっても変化しない変数(およびその効果)を区別することがある)
・OLS --> 最小二乗法(最小自乗法)
・最小二乗法 -->
・従属変数/独立変数 --> 重回帰式 Y= α+b1・X1 + b2・X2 において、Xiを独立変数、Yを従属変数という。
Monday, November 16, 2009
今日は。。
『地域雇用創出の新潮流 ─ 統計分析と実態調査から見えてくる地域の実態』 (労働政策研究・研修機構)
苦手な経済学を相変わらずやっています・・・。このJILのプロジェクト研究はとてもよくまとまっていて、すごいですね。。地方で雇用がなかなか改善されない理由が、さまざまな側面から分析されています。
『詳解分野調整法』 中小企業庁
大企業が新規参入する場合には、中小企業団体と話をする必要があるらしいですね・・。こんな法律があったとは・・。今も生きている法律で、正式名称は「中小企業の事業活動の機会の確保のための大企業者の事業活動の調整に関する法律」と言うそうです。(実際あまり使われてないみたいですが・・)
Wednesday, November 11, 2009
このところ
結果がどうかは気にしませんが、自分を振り返って、やっぱり自分に甘いのかな・・と反省したりしています。
それからロースクールに行くことについて、ちょっと早いですが、異動の可能性含みということもあって、上司に話をしました。通うことについては前例もあるので特に反対されませんでした。異動のことは、1月4月の定期異動は数が少ないので、何にせよ夏まで待ってとのこと。小さなお子さんを持つ女性が多いようなところに行けたらと思っていたのですが、以前から私をもらいたいと言ってくれているところがあるそうで(ずっと話半分に聞いていたのですが、何人かの人から何度も聞くのでそうなのかな・・・と)そういうところにもらってもらうのも仕事人生としたら幸せなのかな・・・と考えたりしています。
何が最良の選択肢なのか「選ぶ」ということは、選択する時点では判断のつかないことが多いので、なかなか難しいですね。
辰巳のロースクール小論文講座でちょうど「選択の自由」というものについて習ったのですが、まさに今そんな感じです(笑)
選択の自由については、上智大LSの過去問で出題されています。その際の課題文は、東大・経済の安富歩先生が書かれた著書『生きるための経済学ー<選択の自由>からの脱却』(NHK出版 2008年)でした。
その中で引用されたミヒャエル・エンデの『自由の牢獄』という物語がとても印象的でした。。
どういう話かというと、前近代のバグダッドで、ある若者が、若さゆえに思い上がり、「人間には自由な意志があり、おのれの裁量で、あくまでもおのれのなかから善や悪を生み出す」と信じたことから、神の怒りをかいます。
そして、円形の壁に111もの同じ形の扉が均等に並んだ場所に閉じ込められてしまいます。
そこで、イブリース(イスラムの魔王)の声が男に聞こえてきました。
「ある扉の向こうには、血に飢えたライオンが待ち構えていて、おまえを引き裂いてしまうかもしれぬ。また、別の扉の向こうは、かぎりない愛の歓喜をおまえに与えんとする妖精で一杯の花園かもしれない。3つ目の扉の後ろには、大男の黒人奴隷が不気味に光る剣をかまえ、おまえの首を打ち落とそうとしているやもしれぬ・・・・」
この111の扉は、1つを開けた途端に他の扉はすべて永遠に閉じられてしまいます。しかも、どの扉もまったく同じで何の手がかりもありません。
絶望の思いでわめく男にイブリースはこう答えます。
「生まれてからこれまでというもの、おまえはあれやこれやと決めたときに、理由があると信じていた。しかし、真実のところ、おまえが期待することが本当に起こるかどうかは、一度たりとも予見できなかったのだ。おまえの理由というのは夢か妄想にすぎなかった。・・・」
結局、この男は、ひとつの扉を選ぶことができないまま、やがて疲れ果てて扉のことを考えないようになります。すると、扉の数が日を追うごとに減っていき、最後には扉は一つもなくなってしまいました。。
この話から、選択の自由をいかに考えるかについては、安富先生の著書を読むのが一番だとして、要は私が何を言いたいかというと、単に、それだけ選ぶっていうことは難しいっていうことですA^^; でも、安富先生もおっしゃっているように、だからと言って、この男のように選ばない(神の御意に従う)という訳にもいかないので、確率論じゃないですが、よく考えて後悔だけはしないように決めないとですね。。笑
(画像をクリックするとAmazon.co.jpのサイトにつながります。)
(画像をクリックするとAmazon.co.jpのサイトにつながります。)
Tuesday, November 3, 2009
このところ
さて、実は来週が小論文試験です。というわけで今日は朝から晩まで辰巳にこもってました。ロースクール入試の小論文は、政治学、政治思想史、憲法学、法哲学などの社会科学をベースにして、時事ネタもふんだんに取り入れた内容となっており、勉強していてとても面白いです。
例えば、一橋大のLSの過去問はこちら。上記の小論文は未習者の問題となります。
http://www.law.hit-u.ac.jp/home/tabid/210/Default.aspx
それからぼちぼち(本当はぼちぼちではいけませんが・・)六法の勉強もしています。今はまだ難しそうだからとか躊躇しないでどんどんやっていかないとと思っています(思っているだけではいけませんが・・)。A^^;
Tuesday, October 20, 2009
今日の読書
Sunday, October 18, 2009
ケーススタディ編の終了
(画像をクリックすると、Amazonのサイトにつながります。)
この講座で紹介されていた久米他の「政治学」も先日やっと読み終わりました。冒頭の書き出しからぐいぐい読者をひきつける文章の上手さ、本来難解なはずの政治理論を上手くかみくだいてエッセンスを学べるようになっているところなど、とてもいい本だと思いました。個人的には、小論文に直結しそうな自由論なども興味深かったですが、選挙や国会などを取り上げた後半の部分もとても面白かったです。Monday, September 28, 2009
いい出会い♪
今日はロースクールを卒業した友人に合格の話をしたところ、たくさんアドバイスをもらいました。本当にありがたかったです!!これからもお互いに頑張れるといいな、と思います。^^
それから、今日はそのロースクールに行って事務の方に直接お話しを伺ってきました。この方が本当~にとてもいい方で、すごく親身になって相談にのってくださいました。学生のことも厳しくは言うけどとてもかわいい、とおっしゃっていて、このロースクールのお父さんみたいな人だな~と思いました。^^ 私にも大学の人間として、というより、一人の人生の師として、貴重なアドバイスをたくさんくださいました。誰か人のために役に立てる仕事をしたいでしょう、とおっしゃっていて(そして実践されていて)、思わずほろっときてしまいました。
最近、少し体調を崩したりしていてあまり調子が良くなかったのですが、私の周りにいるたくさんのいい人たちのことを考えたらだいぶ元気が出てきました。いつまでも人に感動できる感受性だけは鈍らせたくないなと思っています。
Friday, September 25, 2009
一つ合格しました!
ほっとしたのもつかの間、入学金30万円の納入期限が10月2日・・・。これは一度払い込むと返ってこないのですが、しかし期限までに払い込まないと合格が取り消される、というもの・・・。
むむ~A^^;; 国立の合否がわかるのは来年の年明けなので、ちょっと来月いきなり、というのは厳しいですね・・・
それと私立はやはり学費が高くて、年間で150万かかります。3年通うには結構負担が重いですね。
面接のときにも面接官の先生から学費の話が出て、学費を考えるとできれば国立に・・・と思うのですが、なかなかいろいろ難しいところですね A^^;;;
Wednesday, September 2, 2009
BOLEからの素敵なお手紙
BOLEから上記の書類を出すようにという手紙が届きました・・・。
(上記のサイト中、真ん中あたりにあるAttorney Admissionsの書類です・・・)
しかしこれって、admissionの書類ですよね・・・。試験結果も全然わかってない段階で、書類だけ集めるというのはどうも気が早すぎる気がするのですが・・・・・
しかし、とにかく早く出すように、とあるので、もう一度よく読みなおして、何とかしないとと思っています。。
Saturday, August 15, 2009
8月15日(土)
・自動車学校
・LS小論文講座 ケーススタディ編 第15回
・エントリーシート講座(山本講師) 社会人編 第2回
懸案の免許取得ですが(笑)、久々に自動車学校に行って来ました。教習所の講習期限が10月と迫って来ているのですが、優しい先生のおかげで、免許を取るまでは何とかしてもらえるようなので、とにかくがんばって取りたいと思っています。先生いわく「前回・前々回は、どうなるかと思った」そうですが、今日は「だいぶ良くなってて、これならいけそう」ということだったので、今度こそ仮免を何とか取得したいと思います。A^^;
LSの方は、私の志望校の出願&試験が他校よりだいぶ遅めということもあって少しゆったりしていたのですが、そろそろ気合いを入れ直さないとですね。 先日、ネットで情報を検索していたところ、都内にある夜間のローは、私立だと、成蹊(吉祥寺)、桐蔭横浜(六本木)もあるということが分かり(遅っ)、試しに出願してみようかと思っています。ただ、私立は学費が初年度で年間200万くらいかかるようですね・・・A^^;;(成績優秀者には学費免除や奨学金もあるようですが。) それと、カリキュラム上、3年で卒業するのは難しいとの噂もあり、4年も通うのはちょっときついなという気がします(噂の真相は確かめていませんが・・)。来週末が出願締め切りということなので、今は、関係書類を集めて、募集要項を確認しているところです。 あと、大宮法科は、地理的に遠いので通えないかなと思っていたのですが、授業開始時刻が19時半からと都内のLSより遅めになっているそうです。
http://www.seikei.ac.jp/university/law_faculty/law_pstg/ (成蹊ロー)
http://www.cc.toin.ac.jp/univ/law/ (桐蔭横浜ロー)
http://www.omiyalaw.ac.jp/ (大宮法科)
これから大事なのは、講座に出ているということで安心しないで、知識を自分なりに消化して、理論を付け焼刃じゃなく、議論のためのツールとして自分自身が自在に使いこなせるようになること。そのためにも大事なのは、講座の復習と、やみくもにではなく自分なりに考えながらインプットアウトプットを積み重ねていくことかなと思ったりしていますが、まずはどうこう言う前に手をつけることですねA^^;
Wednesday, July 29, 2009
バーイグザム@バッファロー
以下は、今後、バッファローで受験される方に向けての備忘録です。
1.心配しなくても何とかなる
試験に受かるかどうか自体は心配した方がいいと思いますが、「バッファローで」試験を受けるということについては、LLMをとってNYBARを受けようという方であれば、ある程度英語もできて、アメリカの都市にもそれなりに慣れているでしょうから、特別心配しなくても何とかなります。(以下では、そういう方へも、何か少しでも参考になることがあればということで書いています。)
2.ホテルはHyattをおさえるべし!
バッファローの場合、試験会場はBuffalo Convention Centerになるかと思われます。もしこの会場であれば、断然、ハイアット・リージェンシーが立地的に便利です(すぐ裏)。日本の旅行代理店がバッファローで扱っているホテルもここだけで、信頼度も高いのかなと思います。
ちなみに私はハイアットが取れずに、ダウンタウンの北の方のホテル(メトロの駅で言うと、Allen/Hospital近辺。試験会場からは徒歩20分(by google)、私の足で25分)でしたが、やはりちょっと遠く感じました。バッファローの町を知るには良かったかもしれませんが、少しでも時間の無駄を省きたいなら、試験会場の近くの方が絶対いいと思います。
3.試験日のランチは予約すべし!
バッファロー受験の場合、試験会場となるコンベンションセンターから、ランチの予約の案内が届きます。1食12ドルで、サンドイッチorサラダ、ポテトチップスの小袋、りんご、飲み物がつきます。これは予約しておいた方が便利です。ネットで注文しておけば、コンベンションセンターの玄関ロビーでランチボックスを渡してもらえます。これはかなりの人が利用していたようで、多くの受験生がコンベンションセンターのすぐ外(路上)で昼食をとっていました。
コンベンションセンターを出てすぐ目につくところにランチで利用できそうな飲食店はありません。街歩きをして慣れていれば、ある程度、店の場所も分かるかもしれませんが、基本的にそんなに店の多いところではないので、探すのも面倒と言えば面倒です。(これもハイアットに宿泊していれば、自室に戻って昼食をとることが可能ですね。。)
4.流しのタクシーはまずつかまらない
タクシーは基本的にバスセンターなど限られたところにしか止まっていません。街中で見かけることもごくまれです。メトロは南北に1本だけで、バスも路線や停留所が分かりづらく、微妙に使いづらいです。ただ、これも試験会場近くのホテル(ダウンタウン中心部)に泊まっていれば、すべて徒歩で用事が足りるので心配する必要もないものと思われます。
5.店が少ない
試験会場のあるダウンタウン中心部は、高層のオフィスビルが立ち並んでいる割に、店があまり多くありません。大手チェーンの店ですら、たまに見かけるかな、という感じです。近くのショッピングエリアと言われる付近でも、どこにそんな店があるの?という感じで、ビルの1階のテナントは空き店舗が非常に多いです。
特に日曜日のダウンタウン中心部はほとんど店が休みです。試験会場を見に行ったついでに、何か食べて帰るか買って帰ろうと思ったのですが、どこも店が開いていません。近くのおばさんに聞いたところ、日曜日はどこも開いてない、ということでした。
6.寒い
どんなに空が晴れていても、エリー湖の方角から冷たい風が吹いてきて、全く暑くありません。緯度的には、ボストンと同じくらいですが、ボストンより寒いと感じました(天候の影響はあるでしょうが)。これだけ暑くなければ、普通は冷房は入らないだろう・・と思うところですが、試験会場、メトロ、室内はどこも冷房が効いていてとても寒いです。試験日は、タンクトップ2枚、半袖の服1枚、カーディガン3枚、ホッカイロ3個で臨みましたが、それでも寒く、手がかじかんでしまいました。
こんな感じでしょうか??何か書き忘れていることがあれば、書き足そうと思います。
Tuesday, July 21, 2009
パソコントラブル
ところが・・・買ったばかりのパソコンの調子がおかしく、しかも日を重ねるごとに悪化・・・orz
たびたび起動に失敗するだけではなく、今日に至っては、普通にインターネットを見ている途中で、いきなりパソコンがシャットダウンされるというようなことまで起こってしまいました。さすがにこのパソコンで試験を受けるのはリスクが高すぎです・・・(泣)
困ってしまって、まずはパソコンを買った電器屋に文句を言ったところ、今のパソコンを新しい別のパソコンに取り替えてもらうことについては、割とすぐ話がまとまりました。あとはソフトの会社で、試験用ソフトの再インストールを認めてくれるかどうか・・・です。
そこで、試験用のソフトを販売しているExamSoft社にメールするもまったく返事来ず・・・・・orz
仕方がないと、同社のLive Chatに申し込むも、誰も反応せず・・・・・
どういうこと???と思いながら電話をかけたら、ようやく人が出ました。 A^^;;
「今のパソコンの調子が悪いので、別のパソコンにソフトを再インストールしたい」と、ダメもとで聞いてみると、あっさり「いいよ」とのこと。
ひとまず、現時点でダウンロードしている解答用ファイルを消去するように指示があり、その後、Registration自体をキャンセルするように指示がありました。
これで、あとは新しいパソコンを手に入れて、再度、ソフトのダウンロード、Registrationのやり直し、解答用ファイルの再ダウンロードをすれば良いようです。。。
試験の時に、またパソコンの調子が悪くなって、もし起動や再起動ができなかったら・・・と内心恐れていたのですが、これで何とか余計なことを考えずに済みそうです。(まあ、まだ新しいパソコンの調子を見ないことには断言できませんが・・・)
それからこれは蛇足ですが・・、自分→久々で英語しゃべれるかな・・・とちょっと心配だったのですが、普通に会話できたのがやっぱり嬉しかったです。。こないだも実は、アメリカ人に道を聞かれて、英語を少し話したのですが、、やっぱり英語で話すのは楽しいですね^^
Tuesday, July 14, 2009
筑波大LSの説明会
募集人員も36名とこじんまりした大学院なので、説明会に来る人も少ないかと思いきや・・・結構な人数が集まっていました。4月にあった早稲田の説明会を思い出すと、募集人員の割にはかなりの人数が来ていたと思います。勝手な推測では100人以上は確実にいたような・・(200人くらいはいたかも!?)。そこそこ大きめの階段教室がいっぱい、という状況でした。
内容については、先生方の紹介、入試の概要、教務面に関する説明、質疑応答でした。
印象としては、学生の数自体が少ないこともあって、当然、教員の数もそれほど多くなく(17、8名だったか)、本当にこじんまりとアットホームな学校だなと感じました。また、先生方は、山ほどあがった質問のひとつひとつに、真摯に丁寧に熱心に答えてくださっていて、とてもいい印象を受けました。(え゛ーっという質問にも、ちゃんと丁寧に答えてらしてすごかったです。さすがというか何というか。)
ちなみに、来年、説明会に出る方がいらしたら、募集要項は自分でプリントアウトして持参した方がいいです。説明会場では配布されないため、茗荷谷駅前の漫画喫茶であわてて印刷してもっていったのですがとても助かりました。(逆に、持ってないと話が分かりづらかったかも・・・)
あと、秋葉原駅前のダイビルにLSのキャンパスはあるのですが、再来年以降に移転の予定があるそうです。現在ある大塚キャンパス(東京教育大学発祥の地だそうです)の老朽化が進んでおり、ようやっと建替えが認められることになったそうで、新しい建物には、ロースクールも入ることになるそうです。
質問内容で、とても多く出たのが、授業開始時間をもう少し遅らせないか、という質問でした。現在は、18時20分なのですが、この時間だと通えないという方がやはり多いようです。実際には、人員の問題もろもろ、なかなか遅らせるには困難が多いとのことで(要望が多いので今後引き続き検討はしていくとのことでしたが)、また、そのことを、国立で唯一の社会人向け夜間大学院である筑波大LSだけに求めるというのも少し酷かなという気はします(欲を言えば、他の国立大も夜間に開講してほしい・・・)。ただ、もちろん個人的にはもう少し遅いといいなあとは思っていますが・・・(笑
それにしても、国立の夜間がここしかないとはいえ、私の前に座っていた人はお医者さんで、質問していた人も、海外の大学を出たという人が結構いて、ものすごいハイレベルにびびりました。。。実際、去年の最終合格者の適性試験平均点は78点だったそうです・・・。
今年は文科省の指令?により、国立大学は募集人員を2割減少させるようにという話になっているそうですが、筑波の場合はふんばって1割減の36名(去年は40名)にしたそうです。。それでも、なかなか厳しい門ですね・・・A^^;;;
Sunday, June 21, 2009
適性試験が終わりました!
DNC版は、昨年の第1部の過去問が、結構難しかったので、今年はどうなるかとひやひやしていましたが、個人的には、去年より易しかったように思います。(昨年の第1部の平均点は前年よりも下がっていたので、今年は反動で易しくなるかな・・と思わないところもないではなかったですが、逆だと目も当てられないので、それは考えないようにしていました。)
第1部で、個人的に印象に残ったのは、第1問と第3問。後半に難易度の高い問題が多く出ている可能性に配慮して、第1問は、これだと思った選択肢にマークをすると、残りの選択肢を読まずに、次の問題に進みました。。。しかし、これが裏目に出てしまい、しかも、そのことに気づいたのが試験終了1分前だったので、どうにも手が打てませんでした。これが今回のテストの一番の反省点です。
第3問は、メタボリックシンドロームに絡めた問題。毎年1問は捨て問(解くのに時間ばかりかかってしまうが配点はそれほどでもない問題)が出るらしい(?)ですが、この問題が、その捨て問だと信じたいです。。後回しにしたのですが、結局、納得のいく解答ができませんでした。
これ以降の問題は、第3問ほど手が出せないという感じではなかったので、結果的に第3問を後回しにして、後半の問題を解く時間を残したことは良かったのではないかと思います。先週のJLF版で、時間のプレッシャーが、冷静に問題を解く上での一番の障害になると感じたので、DNC版では、時間のコントロールに細心の注意を払いました。
他方、長文読解の第2部は、解いていてとても楽しかったです。もともと第2部は、いろんな分野の優れた文章が読めるので、結構好きだったのですが、今回のDNCは、問題のセレクトがなかなかにくい感じでした(笑)ただまあ、楽しかったからといって、成績がそれにリンクしているとは限らないのですが・・・ A^^;
それはともかく、どんな問題が出たかというと、一番驚いたのは、阿久悠さんの「ざんげの値打ちもない」という歌の歌詞が課題文として出てきたことです。しかも、この歌、若かった女性が、男性と出会い、いろいろあった?挙句に、ナイフで刺してしまったかで、刑務所に入り、最後に自分の人生を振り返る、という、なんとも深~い内容のものだったのです。これまで哲学だの政治学だの結構固めの文章ばかり見てきたので、一瞬ひるんでしまいましたが、こういう問題もありかな~と思って、面白がって解いてしまいました。
そして、その次の問題もとても印象的で個人的に好きな部類の文章でした。中世の短歌に関する内容だったのですが、課題文で挙げられている「二条派」の短歌が何ともすばらしくて、読んだ途端に気に入ってしまいました。ついつい短歌の世界に引き込まれてしまいかけたのですが(笑)、いやいや今は試験中・・・と気を取り戻して解きなおしました。
ちなみに、こんな短歌でした。
伏見山ふもとをこむる夕霧にくずの葉かへる道やたどらむ(草庵集)
この短歌を読んで、夕霧がたちこめる中、葛の葉の道をさびしくたどる・・・そんな情景が一気に浮かんできました。私の地元で、私が何かというと好きで行く場所に東郷池というところがあるのですが、そこがまさにそんなイメージのあるところで、自然のもつ寂しさがあふれかえっているような場所、そこに不思議な安らぎがあって、自然の中に溶け込んで自分という実体が溶けてしまうように感じる、そんな感情をふわーっと思い出してしまったのでした。
この二条派の歌についての文章は、石田吉貞『中世草庵の文学』が出典ということなので、ぜひ時間を見つけて読んでみたいと思っています。(試験から話がそれちゃいましたね 苦笑)
石田吉貞『中世草庵の文学』(リンクはamazon.co.jp)
※なんと、1970年の本だったのですね・・・
↓ちなみに、携帯で撮った東郷池の写真です。(光が弱かったので、普通に撮ったのに白黒のようになりました。。)
Tuesday, June 16, 2009
合衆国憲法 修正第5条
最近、よく見かける、アメリカ合衆国憲法の修正第5条です。(本当は全部一続きになっているのですが、見やすいように切り分けています。)
Amendment 5 - Trial and Punishment, Compensation for Takings.
No person shall be held to answer for a capital, or otherwise infamaous crime, unless on a presentment or indictment of a Grand Jury,
except in cases arising in the land or naval forces, or in the Militia, when in actual service in time of War or public danger;
nor shall any person be subject for the same offense to be twice put in jeopardy of life or limb;
nor shall be compelled in any criminal case to be a witness against himself,
nor be deprived of life, liberty, without due process of law;
nor shall private property be taken for public use, without just compensation.
---------------------------------------------------------------------------
翻訳はこちらです。(アメリカ大使館:http://japan.usembassy.gov/j/amc/tamcj-071.html)
↓
修正第五条 何人も、大陪審の告発または起訴によるのでなければ、死刑または自由刑を科せられる犯罪の責を負わされることはない。
ただし、陸海軍または戦時あるいは公共の危険に際し、現役の民兵の問に起こった事件については、この限りでない。
何人も同一の犯罪について、再度生命身体の危険に臨まされることはない。
また何人も刑事事件において、自己に不利な供述を強制されない。
また正当な法の手続きによらないで、生命、自由または財産を奪われることはない。
また正当な賠償なしに、私有財産を公共の用途のために徴収されることはない。
----------------------------------------------------------------------------
ここで一つ不思議に思ったのですが、修正5条の各項目のうち、自己に不利な供述を強制されないという項目の後だけ、セミコロンではなく、コンマになっているのはなぜでしょうか。。あまりこだわってもしょうがないですが、ちょっと気になってしまいました。。
ちなみに、憲法の条文をぐぐっていたら、こんなページを見つけました。アメリカの下院では、こんなページがあるんですね。
Educational Resources (United States House of Represenatives)
http://www.house.gov/house/Educate.shtml
JLF版自己採点結果
http://www.jlf.or.jp/tekisei/index.shtml
自己採点してみたところ、恐怖の第2部はまずまず。
取れていると思っていた第3部で少し点を落とすという結果になりました。
志望校の昨年の適性試験結果を見ると、
まずそもそも、DNC版の点数でしか出ていないのですが・・・
昨年の対応表(JLFの点数をDNCに換算するための表)を使って換算すると
良くもなく悪くもなくといった感じでした。
ちなみに昨年の対応表はこちら。
http://www.jlf.or.jp/tekisei/pdf/2008_taiouhyou_ygdf.pdf
今年の対応表が出るのはまだ1ヶ月は先なので
今年はどうなるか分かりませんが、何にせよ、JLF版に関してはあとは神頼みですね。。(笑
Sunday, June 14, 2009
JLF版が終わりました。
場所は、中央大学の後楽園キャンパス。
答え合わせをしていないので、何とも言えないのですが、少なくとも、以前の模試でひどい成績をとったときよりはいいと思いますA^^;
一番、精神的につらかったのは、やはり第2部の問題。過去問が結構解けたので少しなめていたことと、第2部の大問1が、割と易しかったこともあって、ちょっと気が緩んでいました(今考えると、過去問が解けたのは、時間のプレッシャーを計算に入れていなかったからと思われます・・)。動揺し始めたのは大問2の小問4からで、どう考えても選択肢の中に答えが見つかりません・・・
それぞれの大問の中には(大問自体は全部で4問)、小問が6つか7つくらい含まれています。これらの小問は、それぞれの問いが独立している場合もあるのですが、この時ひっかかった問題では、どうもこの小問が解けないと、後の小問の解答に響きそうな予感・・・
JLF版ではとにかく時間がないので、精神的に動揺して止まっている暇は全くありません。とにかくこの大問2は後回しにして、次の大問3に手をつけました。
大問3は、模試で見たことがあるような問題で、落ち着いて解けば解けるはずの問題。なのに、気持ちがあせって、簡単な計算がうまくできません。このときが、一番精神的にきつかったです。かといってここで投げ出してしまったら、第2部の点数は悲惨なものになってしまうので、何とかするよりありません。。(泣
とにかく大丈夫、大丈夫、と言い聞かせ、丁寧に計算をやることだけ心がけました。といっても常に時間のプレッシャーからは逃れられないのですが。。
そして、大問3の小問を4、5問解いたところで、先に大問4に飛び、とにかく最後まで問題を見通すことにしました。大問4の見通しが経ってきたことで、精神的にもちょっと落ち着けた気がします。
・・・と、こんな感じで第2部は終了しました。。。
一番苦手の2部が終わって、さあ今度は!と思いきや、3部の長文読解がこれまたすごい問題でした。。とにかく文章の量が多かったです。最初の大問1は、課題文だけで5ページと長く、しかも私の苦手な世界史の問題。ポリスだギリシャだ、オスタナシウスにペルシウニ・・ほにゃららに、ひーっという感じです。
今まで模試を受けてきて、3部で時間が足りなくなるということはあまりなかったのですが、今回については、とにかく時間が押してしまって(各部の試験時間はそれぞれ40分。第3部の場合、大問は4問あるので、大問1つにつき10分を目安にしています)、終始、時間との勝負!!という感じでした。
最後の大問4は、生物学についての文章でしたが、味わって読む余裕はまったくなく、知識として既知の内容については完全に斜め読みをし、問題を解くためだけに必要なところだけを落ち着いて読むという感じでした。おそらく、時間内に余裕をもって問題を解くには、必要なところを深く、不必要なところは斜め読み、という相当メリハリのついた読み方をすることが求められるかと思います。とりあえず3部については、全部の問題を何とか解くことができました。。。
それにしても、来週のDNC版の適性試験の準備もさることながら、7月のバーの勉強が遅れ気味なので何とかしないとと思っています。適性試験に気をとられて、覚えたはずの定義がふっとぶという現象が起きているので(泣)、とにかく使える時間を最大限使って、何とかやっていこうと思います。
Sunday, June 7, 2009
6月7日(日)
・辰巳 全国適性模試 DNC版 第2回
・井藤公量弁護士(岡山大LS教授)講演会
今日の模試の第1部に関しては、分からないor時間のかかる問題をどんどん飛ばして、まず解ける問題を先に解き、その後、残した問題を解きました。この方法が功を奏したのか、運も手伝ってか、今日の1部はまずまずでした。
井藤先生の講演会は、出ようかどうしようか迷っていたのですが、とてもいい話をたくさん聞けたので、出て良かったです!試験に効率的に受かるためには何が大事か、とても端的に話してくださって、すぐにでも役立ちそうです。講演会の後の質問会では、ロースクール面接について質問をしたのですが、LS教授の経験を踏まえて、とても丁寧に答えてくださったのも嬉しかったです♪
Saturday, June 6, 2009
6月6日(土)
・LEC 全国模試ファイナル 第4回 (DNC版)
だんだん、ブログを書いている場合ではなくなってきました・・・(汗)バーの勉強が遅れているので、とにかく、暇があれば、ノート読み、あと問題演習を進めないとと思っています。
適性に関しては、一言だけ。「DNCの第1部対策のみ!」です。
これまでの模試を振り返っても、DNC2部(長文読解)は割と安定して取れているのですが、1部が取れるときと取れないときの落差がものすごく激しいです。原因は、簡単な問題や中程度の問題は割と解けるのですが、難易度が少しでも上がると解けなくなるということに尽きると思います。
今日の模試は、とにかく第1部を取ろうと思って受けました。全問解き終わることができ、今回こそはリベンジ・・・かと思いきや、近くの席の人から「今日の1部は、何か解けた気がする~♪」という声が聞こえてきました・・・。また、直後に答え合わせをしたところ、難易度の高そうな問題でやはり点を落としていました。何とかしないと・・と思っています。
Wednesday, June 3, 2009
Saturday, May 30, 2009
5月30日(土)
・LS小論文講座 ケーススタディ編 第14回
・辰巳 全国適性模試 (DNC版)
・LEC 全国適性模試オープン (JLF版)
今日は、模試が2連チャンでした。模試を受けて気づいた(というか前から分かっていた)のは、DNCの第1部とJLFの第2部(いずれも数理パズル・数的推理系)が、極度に弱いということです。
先日、前回の模試の結果が、辰巳から返ってきたのですが、DNC第2部の偏差値が40台・・・orz 確かに、あのときは時間配分を失敗しましたが、それにしてもひどい・・・。
一方、同じ模試で第3部の長文読解は、偏差値が60台・・・。この落差は何なんでしょうか・・・。同じ頭で解いているはずなのですが・・・。こんなところで、コテコテ文系の自分を思い出してしまいました。
文系と理系の違いって何なんだろう・・・ということに思いをはせつつ、まずは、数理パズル系(DNC1部、JLF2部)の問題を解きまくるしかないだろうと思っています。
今日の読書9 日本人の法意識 川島武宜
1967年に書かれた本ですが、今でも、法学を学ぶ者にとっては必読の本だそうです。。
団塊ジュニアよりちょっと下の世代にあたる私にとって、権利意識・近代的法意識というのは、ごく当たり前のものだと思っていました。しかし、本書において戦前からの法意識というものを、改めて示されることで、西洋的近代的な法の見方とは異なる日本人独特の法に対する捕え方について、改めて考えさせられました。
「訴えてやる~」というフレーズが一時流行りましたが(ダチョウ倶楽部でしたっけ??)、日本の場合、後のつきあいを考えて、裁判にはしないということは結構あるように思います。自分の権利を主張するということが、日本では、当然のことというようには認識されておらず、むしろ角が立つというように受け止められているということですね。
戦後に民法は書き換えられ、それは西洋的近代的な思想の影響を受けているわけですが、法律そのものの思想と、一般の市民の認識との間にギャップがあるというのは非常に興味深いことだと思います。学生時代に、「生ける法」という法哲学の概念について先生から習ったことがあるのですが、それも、法律の制定者や起草者が意図したところと、それが市井でどう受け止められ、どう使われるか、というところは、同一ではない(法律は生きていて同じ言葉でも中身が変わっていく)というような話で(完全にうろ覚えで正確ではありませんが・・)、なかなかこういったところを考えるのは非常に面白いなと思いました。
ちなみに、本書を読んでいて特に面白かったのは、所有権に対する法意識のところです。おそらく私世代の人で、民法をかじったことのある人であれば、自分の手元になくても、自分の所有権がある物に対しては、あくまで自分の物で、他人のものではない、というのは当然のように思えると思うのですが、戦中以前にはそうではなかったそうです。
本書であげられた事例なのですが、都会に住む人が、戦争中、荷物を疎開のために田舎の親戚に預けておいたところ、戦争が終わったので、それを返してもらいに行ったら、その親戚に、何で返さないといけないのか?というような顔をされたそうです。つまり、当時の感覚では、自分の手元にある物が自分の物で、手元を離れたら、もうその人の物ではない、ということがあったそうなのです。
現在の所有権概念というのは、それが当然のもののように思っていたのですが、あくまで一つの考え方にすぎないということに気づきました。そのように考えていくと、これまで自分が当たり前だと思っていた法律の規定についても、いろいろ考えてみる余地が(かなり)ありそうですね。
(追記)
この後、年配の方(戦争中を知る方)に上記の疎開時の荷物の話を聞いてみたのですが、「人の物は人の物。戦争中だからって、人の物を預かって、自分の物にするだなんてなかった。それは単なるやりとりの行き違いでは?」と言われました・・。これだけの大著が間違っているとは思えないので、私の読み間違いか、人や地域によって考え方がまちまちだったか・・・・。再度、読み直してみたいと思います・・・(あてにならずすみません・・・)
今日の読書8 阿部謹也自伝 阿部謹也
本来、自伝より、「「世間」とは何か」などを先に読んだ方がいいのかもしれませんが、偶然、手にすることができたので、まずは自伝から読んでみました。
内容は、幼少期から一橋大学で中世史を専攻するに至るまでの場面にはじまり、ドイツでの研究時代、学長になってからの文部省とのやりとり、といった流れになっています。
最後の一橋大学長になってからの文部省とのやりとりについては、交渉の様子が詳細に書かれていて、結構マニアックなので、後から考えればとばして読んでも良かったかもしれません。(阿部先生自身、ここの記述に興味のある人は限られるだろうというようなことをおっしゃっています・・・)
ただ、その学長になってからの部分を除いては、阿部先生が世間論を編み出すまでのパーソナルな系譜や、高村光太郎や金子光晴などの詩を取り上げ、人の内面というところから、歴史を見ようとした独特の歴史観など、非常に興味深く読むことができました。
高校生のときに、カトリックの修道院で暮らし、西洋の価値観に触れた経験、そして、その後、ドイツに渡り、ドイツの文書館で、ひたすら文献と向き合うとともに、小さな町の人々との交流を深めた経験。そして、そのような中で感じた、日本と西洋との違い。西洋の個人主義や市民社会と、日本の「世間」の違い。
私はドイツに暮らしたこともなく、ヨーロッパについて詳しいことは何もありませんが、阿部先生が感じた日本と西洋の違い。その皮膚感覚的なものは、何か分かるような気がします。本書の最後の部分で、阿部先生は金子光晴の長い詩を引用し、日本にある寂しさについて語られていますが、この寂しさは、戦後から何十年経った今でも消えていない、その指摘にも、うなずかざるを得ないのでした・・・
バッファロー行き 4
インターネットの予約サイトで、クレジットカード番号まで打ち込んで申込みをしたので、てっきり予約できているのかと思いきや、翌日に「予約できませんでした」というメールが届きました・・・。
そういう仕組みなんですか・・・・orz
という訳で探し直しですが、とにかく鍵がかかって眠れるところが取れれば・・・と思ったりしています(笑
Tuesday, May 26, 2009
バッファロー行き 3
航空券とホテルもおさえました。
BOLEにも返事をしました。
どんな町なのかちょっと楽しみです。
バッファローの帰りには、サンフランシスコの近くにいるacoさんのところにも寄れたらと思っています。
あとはうまく休みが取れるよう神頼みですね。。笑
5月24日(日)
・辰巳 LS小論文講座 ケーススタディ編 第13回
・辰巳 全国適性模試 第2回(JLF版)
・立命館LS 入試説明会 (新司の試験問題の解説もあり)
・辰巳 LS小論文講座 ケーススタディ編 第20回
この日の適性模試は、久々のJLF版でした。全然時間が足りません!! 特に第2部が顕著で、大問4問のうち、2問は手をつけられませんでした。まずは大問1に手をつけ、ついつい問題に入り込んで解いていたら、気づくと既に20分経過・・・A^^;;; 第2部の試験時間は40分しかありませんが何か・・・orz
すっかりDNC版のペースで解いていたのですが、JLF版では全く間に合いません。第1部・第3部も同様で、長文読解などは、一行一行かみしめるように読んでいたのでは最後まで終わりません。JLF版は時間との勝負ということを肝に銘じておきたいと思います。
模試の終了後は、HISに立ち寄ったほか、立命館大LSの入試説明会にも出てきました。刑法の松宮教授がわざわざ東京にまで出て来られて説明されておられましたが、どの大学もいい生徒を獲得するためにいろいろと大変ですね。松宮教授による先日の新司の問題解説もあったので、お得感もあって良かったです♪
夜の小論文講座はケーススタディ編の最終回で、答練でした。説明会があったので、遅れて答案を書き始めたのですが、それにしても、あまりいい答案を書けませんでした。答練前の講義を受けてないし・・・と自分に言い訳をしていたのですが、基礎テーマ編から受講していることを考えれば、もう少し書けても良かったのではと思います。インプットに熱心になるあまり、肝心のアウトプットがおろそかではどうしようもないので、インプットしたことを自分なりに消化して、言葉にできるように普段から気をつけていきたいと思います。
Saturday, May 23, 2009
バッファロー行き 2
なので、どこかでトランジットが必要。その分、NYC直行より時間がかかります。
トランジットのリスクについては、HISによれば、乗継空港で2・3時間は取るようにしているので、まず大丈夫だろうとのこと。(その分時間をくうとも言えますが・・・)
まだ決めたわけではないのですが、今の気持ち的には、バッファロー行きに傾いています。バッファロー空港から試験場までは、車で15分ほどとそう遠くはないらしく、また、街の大きさもコンパクトにまとまっているので、NYCのときよりむしろ楽かなと思っています。あとは、インターネット環境がしっかりしたホテルさえ確保できるなら(前回のバーでは、答案のアップロードがうまくいかず苦労したので・・)、バッファローでもいいかなと思ったりしています。
あとは、ナイアガラの滝も見れますし・・・(爆)
(バッファローから近いようですね)
とはいえ、近くのホテルは既に埋まっている可能性もある(むしろ高い?)ので、再度調べてみようと思います。
5月23日(土)
・辰巳 LS小論文講座・ケーススタディ編 第11回
・LEC 全国模試ファイナル DNC版 第2回
上記とは直接関係ありませんが、今日は、先週の模試の結果が返ってきました。
まず、LECの方は問題が辰巳より少し易しめ・・と思っていたとおり、点数の割に偏差値はさほど高くはありませんでした。また、大学別に志望者の点数分布も出るのですが、東大のLSはさすがというか、他校と比べて志望者の点数が全体的にかなり高めでした。模試でいい点数が出なければ、本番でいきなり出るということはありえないと思っているので、これからもっと解けない問題を潰して、点数を出せるようにしていかないといけないと思っています。
辰巳の方は、難しいなりに解いたと思っていたのですが、偏差値が思ったほど伸びず、自分としてはかなり不満な結果となりました。先週の模試はプレ模試ということだったので、受験者の中に2度目の受験者がいたということであれば、まだありえる偏差値なのですが、もしそうでないなら、かなり危機感をもたないといけないと感じています。
今日の模試は、時間配分をあまり上手くできなかったのが反省点です。前半に時間をかけすぎて、後半の難易度がさほど高くない問題の取りこぼしをしないよう、気をつけたいと思います。
Friday, May 22, 2009
ばばばば、バッファロー
そして、今日、ニューヨーク州の司法試験委員会(通称BOLE:The New York State Board of Law Examiners)からメールが来ていたので早速開いてみると・・・
試験地を選択して知らせるように、との内容で、よく見ると(よく見なくても)、選択肢が「バッファロー」しかありません・・・orz
(バッファロー会場はこちら)
Buffalo-Niagara Convention Center
http://maps.google.com/maps?hl=en&safe=off&q=Buffalo-Niagara+Convention+Center&ie=UTF8&view=map&ei=NfgVSuuzCYyWuwO8nOXPCw&attrid=
ちなみに、handwritingにすれば、バッファローに加えて、アルバニーが選択肢に加わります・・・orz(どっちもどっち・・・)
前回、ラップトップ受験で、会場はマンハッタンだったので、今回も同じだろう、と思いこんでしまっていました。
ただ、いろいろ調べてみると、バッファローに行くのも悪くはないなあと思ったりしています。ニューヨークは都会すぎて落ち着かないし、バッファローの近くには国際空港もあるので、そんなにアクセスも悪くはないのかな・・と。ただ、やっぱり飛行機の本数が多くて、少しでも土地勘のあるマンハッタンの方が安心感はありますが・・・。それに、いくらネットで調べてみても、NYバーをバッファローで受験したという人の話を聞かないのも不安です・・・(英語でも調べてみましたが、ひたすらバッファロー大学関係のサイトしか見つからず・・)
まず、今後の対応としては、1)BOLEに連絡して、NYCへの変更の余地がないか聞いてみる、2)旅行代理店でバッファローへのアクセスについて聞いてみる、3)この数日中にはホテルを予約する、かなと思っています。
(ただ、今のインフル騒ぎが収まるか、というのが一番心配だったりするのですが・・・A^^;)
Sunday, May 17, 2009
5月17日(日)
・辰巳@自習室
・辰巳・プレ全国適性模試
・LS小論文講座・第18回
今日の午前は、NHKのドキュメンタリーを見ていました。大分キャノンの近くで雑貨屋を営むおばちゃんと、非正規雇用で働く若者との交流を描いた内容です。突然の解雇で路頭に迷う若者の様子や、退職見舞金を支払うと言っておきながら結局支払わなかった企業のやり方など、現実の厳しさをひしひしと感じさせられました。
今回のテレビ番組を見て、雇用の問題にも強く興味をひかれたのですが、いかんせん、知識が不足しているので、まずは以下の3点について調べてみたいと思っています。第一に、労働法の観点からは、現在話題となっている労働者派遣法改正の問題について。第二に、生活保護と働くインセンティブとの関係について。第三には、非正規雇用を今後どうするのかについて経済学的な観点から、雇用の流動性の適正水準についてなど。
辰巳の自習室では、昨日同様、適性講座の復習、適性模試の復習、Barbri(Intermediate)の問題演習をしました。適性については、当たり前ですが「問題をよく読むこと!」ですね。冒頭にある問題文の条件を読み落としていたがために誤答となった問題がいくつかあったので、今後よく気をつけたいと思います。
また、Barbriの問題集を分解して、今日はReal propertyの問題だけ解いていたのですが・・・すごいボロボロです・・・。今日は、equitable servitude / a hold-over tenant / an equitable mortgage / equity of redemption rights / fixture (←意味なく虹色・・・)が出てきたのですが、かなり忘れています・・・(汗)まずはインプットのし直しをしなければと思っています。
今日は、辰巳のプレ全国模試を受けてきました。「プレ」とつくのは、同じ問題をどこかで以前に使ったかららしいです(ただ、私はこの問題は初めてでしたが)。今日の感触は・・というと、やっぱり難しかったです・・・LECの昨日の問題に比べて、明らかに難しいのが分かりました(特に第1部)。2部の方は、時間までに小問2問が終わりませんでしたが、それ以外は全部目を通せたのに対し、1部は、そもそも解けない問題がいくつかあって、飛ばし飛ばしに進めたのですが、最後までに解けない大問を2,3残す形になってしまいました。 とにかく今後は1部対策が課題です。
ところで、近くのW大とみられる学生さんが話していたところによると(立ち聞きしてスミマセン・・・)、適性試験対策としては、昨日のブログで触れたハイスコアのテキストと、「電話帳」と呼ばれるテキストをこなすのが常道だと言われているようです。ただ、電話帳というのは何かわからなかったのですが・・・。ハイスコアの過去問集がやや分厚いのでそれのことかなと推測しています。
このところ睡眠時間が少なかったので、へろへろになりながらも、夜は小論文の講座を受けてきました。ケーススタディ編も早いものでもう18回です(平日の分で聞いていないものがまだ5回分くらいありますが。。)。大事なのはとにかく復習だと思うので、テキストの読み込みなどもやっていけたらと思っています。また、こないだ図書館で借りられなかった「政治学」のテキスト(久米、古城他)で(買ってもいいのですが、1年内の引越を考えているので重たい本を増やさないようにしているのです。。。)、早く全体の俯瞰図をイメージできるようにならないとと思っています。
Saturday, May 16, 2009
5月16日(土)
・ヨガ@ジム
・辰巳の自習室へ
・LEC全国適性模試ファイナル
今日は久々にジムに行ってきました。ヨガはやっぱりいいですね!精神を集中&リラックスして、体のいろんな部分をほぐしていくので、体にも心にもとてもいいと思います。今日ははじめて、片腕で体を支えるポーズがあったのですが、腕に力がないのか、体が重いのか><、腕がぷるぷるしてすぐに倒れこんでしまいました。これからは、二の腕をもう少し鍛えたいと思っています。
辰巳の自習室では、1)これまでの適性講座の復習、2)これまでの辰巳の適性オープン(模試)の復習、3)赤本(Real Property)、4)適性問題集、を回しました。4)は、今日、新たに「ロースクール適性試験ハイスコア基本問題集(推論・分析・判断)」を始めました。この手の本は、実際の過去問と内容がかけ離れていたりすることがありますが、今回の本については、内容的に割と沿っていて、使えそうだと思っています。
夜からは、LECの適性模試を受けに行ってきました。LECの全国適性模試ファイナルは、DNC版(3回)、JLF版(1回)の計4回となっています(今日は第1回目でDNC版)。これまでずっと辰巳だけだったので、万が一、問題の傾向に何か偏りがあるといけないと思い、バランスをとるためにLECも模試だけ受けてみることにしました。LECには公務員講座があるので、LSの適性にそのノウハウが生かされていることを期待もしたりして。。
ただ今日、初めて模試を受けてみた感触では、そんなに辰巳と変わらないかなー?という印象です。少し、全体的に辰巳より易しい気はしましたが、LECは今回が第1回目だからということがあるかもしれません。
特に易しく感じたのは第2部で、普通に頭から解いて、なんと時間内に終わりました。辰巳ではいつも時間が足りないのでちょっと驚きました。また自己採点結果もかなり良かったです。ただ、そういう場合は、平均点も高いというのが大抵ですが・・・A^^;
一方、第1部は、やはり時間が足りませんでした。例の論理問題もうまく解けず・・・(今日の問題は、なんと、論理式でも、表でも上手く解けませんでした>< マトリックス表ではなく、すべてのパターンを書き出すという方法が解答集には示されていました)。この1ヶ月で、この第1部をどこまで伸ばせるかが、重要だと思っています。上記の問題集が、うまく第1部に対応しているので、問題集の方もどんどんこなしていこうと思います。
Friday, May 15, 2009
Thursday, May 14, 2009
今日の読書7 脳死・臓器移植の本当の話 小松美彦
現在、臓器移植法改正案についての議論がなされていることもあり、脳死という定義そのものに疑義を呈し、脳死者からの臓器摘出に警鐘を鳴らす小松氏の主張は大変興味深く読むことができました。
この小松氏は文章も上手く、事前に聞いていたとおり、大変説得力のある内容となっています。小松氏の主張にのっとると、脳死体からの臓器摘出そのものが難しいという帰結になるかと思いますが、私も自分自身はともかく、自分の家族が脳死のためにドナー候補となった場合、臓器摘出にYesとは言えないな・・・と感じました。
無論、臓器のレシピエント側から見た場合には、とりわけ臓器移植しか助かる道がない場合には、現状は改善されるべきだと映るでしょうし、そうした感情になることは否定できないと思います。ただ、テレビなどでしばしば取り上げられるレシピエント側からみた臓器移植の話と、ドナーやその家族の側からみた臓器摘出の問題というところには、すんなりとはいかない壁があるように見えます。
脳死の状態というのは、心臓も動いていて、また、ラズロ反射といって、体を動かすこともあるそうです(なので、臓器摘出のためにメスを入れた際に、ドナーが暴れ出すことがあるそうです・・・)。こうした状態を、ドナーの家族は「死」として受け入れられるのか。そして、ドナーの体から臓器を摘出することにYesと言えるのか。
現在、国会に提出されている臓器移植法改正案のうち河野案(いわゆるA案)によると、ドナーの臓器提供の意思が分からない場合には、家族の意思のみによって臓器摘出を行うかどうかが決定されることになります。しかし、ただでさえ身内が脳死となったという異常な心理状態の中で、さらに臓器摘出するかの決断を迫られるというのはあまりに酷ではないかという気がします。
また、そもそも、本人が自分の体から臓器摘出されることに対してどう思っているか分からない状況で、本人以外の家族の判断だけで、摘出を認めてしまうことができるのか?個人の自己決定が侵害されないか?
この他にも問題は山積していて、小松氏はそれらを一つ一つ明らかにしています。これらの問題を考えるにつけ、今国会に提出されている臓器移植法改正案については、もっと慎重に審議をして、国民のコンセンサスが得られる最善の案を得るべきではないのかという気がします。
私は小松氏の脳死や脳死体からの臓器摘出に対する疑念というのは、著書を読んで、よく理解できたのですが、ただ、その一方で、新しく出て来た問題として、WHOが海外渡航による臓器移植を認めないという方針を打ち出したことへの対応については、さらに考えを深める必要があるかと思います。
とりわけ、現行の臓器移植法では、15歳未満の子供からの臓器摘出が認められていないため、子供の移植をどうするかというのは大問題です(大人の臓器では大きすぎるそうです)。かといって、15歳未満の子供からの臓器摘出を増やせばいい、という単純な問題ではないので、もし仮に15歳未満からの子供の臓器摘出を認めるとしたら、どのような理由・根拠で認められるのか、取り返しのつかない問題が起きはしないか、深く突き詰める必要があります。
臓器移植に替わる医療技術が発展する、もしくは、万能細胞の技術が発展して臓器が作れるようになれば・・・と願わざるを得ないのですが、当面はなかなか難しいようです。決して他人事ではない問題なので、自分なりにこうした問題についてもよく考えを深めてみたいと思っています。
Wednesday, May 13, 2009
論理の問題
なんだか性格を表わしているような気もしないではないですが・・・(汗
論理の問題とは、例えば、
(ア)うどんとそばの両方とも好きな人は、スパゲティが好きではない
(イ)うどんかラーメンのいずれかを好きな人は、そばも焼きそばも両方好きである
(ウ)焼きそばか冷麺が好きな人は、スパゲティも好き
という3つの命題があった場合、
「冷麺が好きな人は、うどんが好きではないか、そばが好きではないかのいずれかである」
ということが正しく導けるか?といった感じの問題です。(ちなみに、この場合は正しいです)
なぜ、この手の問題がうまく解けないのか、反省してみるに、論理の問題を、全て論理式だけで解こうとしてしまう、ところに問題があるようです。
例えば、先の例のような単純な問題であれば、論理式で、
(ア)うどん∩そば→notスパゲティ
(ウ)焼きそば∪冷麺→スパゲティ
と表わすことができ、さらに、(ア)についてはその対偶から
(アの対偶)スパゲティ→notうどん∪notそば
を導くことができます。
そして、(ウ)と(アの対偶)をつなぐことによって
焼きそば∪冷麺→スパゲティ→notうどん∪notそば
とすることができ、最終的に
焼きそば∪冷麺→notうどん∪notそば
として解くことができます。
しかし、これが複雑になってくると、なかなか論理式で解けない場合が出てきます。
そこでいつまでもこだわって論理式で解こうとしてもなかなか上手くいきません。
そしてこういう場合に大事なのは、論理の問題を全て論理式だけで解こうと思わないこと、です。
ベン図を書くのも有効ですが、論理式が既に使えないような場合には、表を書くことが一番有効だという気がしています。表を書くのには時間がかかりますが、すっきり解ける場合が多いので、まず論理式でやってみて、すんなりいかなそうだったら、即、表を書く方法に切り替えようと思っています。
Monday, May 11, 2009
ステートメント対策
300字では、何というか・・・、考え抜いて、核となる部分を書いたら、あっという間に埋まってしまいますね。。。
ただ、今年度がどうなるかはまだ分からないので、要綱が出たら早速確認してみようと思っています。
新司法試験
(5月に短答試験があるのでしばらくこちらからの連絡は控えていました。)
新司の勉強に比べれば、LS入試はまだまだ楽な部類ですね・・・
話を聞いていてそう思いました。
また、既習者の合格率が高いという話を聞いて、本当は既習で受験した方が良かったかな、と思いましたが、私の場合、NY BARも受験したいので、やはり未修(そもそも第一志望は、未修のみ)で受験しようと思っています。ただ、BARが終わったら、即、日本法の方の勉強を始めないといけないと思いました。
最終合格のためには、とにかく強い意志を持つことが大事、ということで話は落ち着き、それぞれの目標に向けてまた頑張ろうということになりました。同じ目標を持つ同世代の仲間がいるというのはありがたいことですね。^^
Saturday, May 9, 2009
5月9日(土)
AM LS小論文講座・ケーススタディ編 通算第11回
今日の講義では、阿部謹也の話が一番印象的でした。
阿部先生の子供時代からのバックグラウンドを重ね合わせて、阿部先生の文章を読んだとき、非常に共感するところが多いというか、率直に本当にものすごい人だなと感じました。 (ちなみに今日は、「学問と「世間」」(2001 岩波新書)の一部抜粋を読みました。)
すっかりファンになってしまったので(笑)、これからもっといろんな阿部謹也本を読んでいきたいなと思っています。
(メモ)阿部謹也
1935年生まれ。歴史学者(ヨーロッパ中世史)。元一橋大学長。民衆史を確立した。
「ハーメルンの笛吹き男」(1974)、「中世を旅する人々」(1978)、「「世間」とは何か」(1995)、「「世間」論序説」(1999)、「学問と「世間」」(2001)、「世間学への招待」(2002)など著作多数。2006年没。
一橋大学附属図書館のサイトにて、阿部謹也の著作概観が掲載されています。引用が多数されており、読書の際の良いガイドになりそうです。
http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/tenji/abe/memorial.html
午後は、ちょっと約束があったのでおでかけしてきました。内容的には完全に娯楽系(競馬)だったのですが、いろいろ考えさせられることがあり、今まで霧に隠れていた考えが少しはっきりするきっかけをもらったような気がしています。
Why lawyer? Why law school?
私立LSの出願は、7月から始まるので、そろそろ第一稿を書いてみる必要があるのですが、なかなか書き出せず・・・。それは、なぜ法曹なのか? なぜ法曹でないといけないのか? という問いに対して、まだ十分に答えがまとまっていない、まだ考えが深まっていないということに他なりません。
ぱっと思いつくのは、テレビのドキュメンタリーで見た医師が、「自分がこのしんどい仕事を続けているのは、やっぱり患者さんや家族の笑顔を見たいから」と言っていたのと同様、誰かの力になりたいということがあります。
ただ、医師と弁護士はやはり異なる職業ですし、弁護士は常にクライアントの笑顔につながる場面に接するとは限りません。また、弁護士と一言にいっても、ビジネスローヤー、家事、刑事、民事、行政、環境・・・さまざまなタイプの弁護士がいます。自分はなぜ、どういうローヤーになりたいのか?
直感的に自分にはこの仕事が向いていると強く感じる一方で、それを言葉にしようとするとうまくまとまって出てこない。言葉にならない考えは、考えでないに等しい・・・
この数ヶ月、そんなことを考えていたのですが、今日、その答えがはっきり分かりました。ただ、まだもう少し考えを深めていく必要があると思うので、ひとまず今は心の中にしまっておきますが、その答えは、やはり自分の人生観と切り離せないもので、案外シンプルすぎて盲点となっていた答えだと思います。
一人よがりになってはいけないので、これからステートメントの講座などを通じて、たくさんのステートメントを読んできている先生などから、意見をもらえたらと思っています。また、読書などを通じて、もっと考えを深める必要もあると思っています。
新司法試験の三振制について
LSに行く以前の問題として、新司法試験(新司)の三振制のことが気になっていました。このいわゆる三振制とは、司法試験受験が長期にわたってしまうことによる弊害を避けるために、受験資格を5年以内3回の受験に制限するというものです。
この三振制については、そうは言ったって、人生何が起こるか分からない、病気になるかもしれないし、いきなりまともに勉強をできるような環境でなくなることは往々にしてあるわけで、そういったところはどうなっているんだろうと思っていました。
法務省の「新司法試験Q&A」というサイトをみると次のような記述があります。
URL: http://www.moj.go.jp/SHIKEN/shinqa01.html#06
-------------------
Q 新司法試験の受験資格はどのようなものですか?
A 新司法試験は,法科大学院課程の修了者及び司法試験予備試験の合格者を対象に行われることになりますが,その受験については,期間及び回数に関する制限があります。法科大学院課程の修了者は,同課程修了の日後の最初の4月1日から5年間の期間(受験期間)において3回の範囲内で受験することができ,司法試験予備試験の合格者については,同試験合格発表の日後の最初の4月1日から5年間の期間(受験期間)において3回の範囲内で受験することができます(新法第4条第1項)。
-------------------
やっぱり、とにかく何があろうと5年間は絶対なのかな・・と思ってみてみると、その次に以下のような記述がありました。
URL: http://www.moj.go.jp/SHIKEN/shinqa01.html#07
-------------------
Q 「5年間に3回」の制限を超えた場合には,受験は認められないのですか?
A 「5年で3回」の受験制限の基礎となった当初の受験資格に基づく受験は認められません(新法第4条第1項)。
ただし,当初の受験資格に基づく5年の受験期間を経過し,かつ,最後に新司法試験を受けた日後の最初の4月1日から2年を経過した場合には,当初の受験資格とは別の受験資格(法科大学院課程修了あるいは予備試験合格)に基づいて,新たに新司法試験を受験することができます(同条第2項)。この場合も,新たな受験資格について,5年で3回という制限の範囲内であることが必要です(同条第1項)。
-------------------
なるほど、一度LSを修了して最初の4/1から5年を経過した後は、予備試験を受けて合格することで、さらに5年3回という受験資格を得られるということのようです。10年もあればさすがに十分ということなのでしょうか。
実は予備試験はまだ始まっていない試験で、平成23年から実施されることになっています。予備試験があるなら、法科大学院なんてわざわざ高いお金払って行く必要なんかないんでは??という疑問もなしとしないのですが、予備試験でどのような問題が出されるのか等、不透明な部分が多いということはあるようです。
Thursday, May 7, 2009
今日の読書6 憲法入門 樋口陽一
当初、入門書にもかかわらず難しい・・・A^^;;と感じ、しばらく遠ざかっていましたが、今日、読了しました。
前半、抽象度の高い部分で、すんなり文章が入ってこない(←単なる知識不足)ところもありましたが、後半に進むにつれ、各論の方では、メジャーな論点を挙げた上で、関連する最高裁判例を紹介するという、オーソドックスな形で読みやすかったです。
ただ、一度、憲法を一度ひととおり学習したことがあるという方には、後半ちょっと物足りないかもしれません。というのも、入門書ということで、論点の深追いや、学説の紹介というのはあまりされていないからです。
それを考慮してか、本書の最後の章は、憲法に関連する文献の紹介にまるまるあてられています。短いですが的確な樋口先生のコメント付で紹介がなされているので、文献リストとしてとても役に立つと思います。
(おまけ)ちなみに、上記の「憲法入門」中に、先日の「ラートブルフ」が出てきましたA^^; 例の価値相対主義について、民主主義との関係で、民主主義をも否定する価値観を認めるのが民主主義という話が出てくるのですが、そこで、民主主義では価値の絶対化を認めない、すなわち価値相対主義に立つんだという文脈で登場しました(すいません、本が手元にないのでうろ覚えです・・・)。ラートブルフ、やはり重要人物なんですね・・・(汗
間違いポイント
今日、間違えたポイントは、問題の読み違い・・・
具体的な例を挙げてみます。
A「文中における筆者の主張として適切なものを、下記のア~オから選択せよ」
B「文中の筆者の主張から示唆されるものとして適切なものを、下記のア~オから選択せよ」
という2つの問いがあったとき、どう考えたらいいでしょうか。
AもBも同じような問いに見えるのですが、Aでは、基本的に、問題の課題文中に答えがあると言っていいでしょう。一方、Bの場合、課題文中にそのままの答えがある可能性はむしろ低いと思われます。つまり、Aの場合は、課題文と選択肢を照らし合わせる作業をすることになりますが、Bの場合は、課題文の主張を踏まえた上で、筆者がさらにどのような主張を展開するかを予測する作業をすることになります。
この区別ができていないと、Bタイプの問題で、えんえん課題文の中に答えを探した挙げ句、選択肢と一致するものがないということになり、それから「あれ??」と気づいて問題を解くということになり、大変時間がかかってしまいます。
Bタイプの問題には、例えば「文中の筆者の主張から帰結されると考えられるものとして適切なものを、下記のア~オから選択せよ」など、様々なバリエーションが考えられます。とにかく問題を注意深く読むことが大切ですね。
Wednesday, May 6, 2009
5月6日(水・祝)
・適性スタンダード講座・本編 第15回(最終回)
・LS小論文講座・ケーススタディ編 第9回
適性の講座はこれで最終回でした。おっしゃ、これで何でも来い!と言いたいところですが、不安材料も多く・・・(汗)
特にまずいなと思ったのは、「全称命題」と「存在命題」の問題。これがまだちゃんと解けていないこと。これは、命題が、all, not all, exist, not existの4つを区別して、内容を整理するというものです。ただ、これも、単なるマルバツに、要素が一つ増えただけと考えれば、そんなに恐れることはないかなとも思っていますが。あとは、問題の数をこなすことですね。
もう一つまずいなと思ったのは、問題の読み飛ばしが多いこと。今日の問題の中に、空間把握の問題があり、これまで問題を解いた経験から空間把握だけは割と得意だったのでそのつもりで解いていたのですが、問題を十分に読み込んでいなかったための間違いというのがちょこちょこありました・・・。とにかく、集中力勝負で、集中力をきらさないことが大切ですね。
今日の内容からは話が変わりますが、この連休中には、
・以前受けられなかった適性オープン(第5回)
・適性講座3~5回の見直し
・Criminal lawとEvidenceの赤本、CD聞き
・小松美彦の「脳死・臓器移植の本当の話」第3~5章を読む
ということをやっていました。書き出すと、これだけ?っていう感じですね・・・汗
やっていることに満足しないで、限られた時間をいかに濃縮したものにするかということも考えないといけないと思っています。まずは6月の適性に重点を置いていこうと思っています。
過去問(2) 一橋(未修)
具体的にはこちら
http://www.law.hit-u.ac.jp/home/tabid/210/Default.aspx
【平21】
●安富歩『生きるための経済学 ―<選択の自由>からの脱却―』(日本放送出版協会、2008)
【平20】
●大屋雄裕『自由とは何か―監視社会と「個人」の消滅』(筑摩書房、2007年)
【平19】
●山之内靖『マックス・ヴェーバー入門』(岩波書店、1997年)
【平18】
●阿部謹也『西洋中世の愛と人格 ―「世間」論序説―』(1992年)Ⅰ・世間と社会、Ⅱ・個人と人格の成立について
【平17】
●岡本裕一朗『異議あり! 生命・環境倫理学』(ナカニシヤ出版、2002年)
【平16】
●大村敬一「カナダ極北地域における知識をめぐる抗争」(秋道知彌・岸上伸啓編『紛争の海』(人文書院)所収)
Thursday, April 30, 2009
過去問(1)
【平20】
●ラートブルフ著作集 第4巻『実定法と自然法』尾高朝雄他訳(東京大学出版会 1961年)53ー56頁(野田良之・阿南成一訳)
●中村治郞 『裁判の世界を生きて』(判例時報社 1989)435~445頁
(yuinaのコメント)
ラートブルフ・・・名前だけは聞いたことがありますが、何を考えている人かまでは知りませんでした。。ネットで少し見てみたところ、法哲学の分野で、価値相対主義(絶対的な正義は存在しないという考え方)を提唱した人で、法実証主義から自然法主義へ転向した人だそうです。法実証主義、自然法主義は、法学ではよく聞くキーワードなので、もう少しよく調べてみたいと思います。
それから中村治郞さんは、元最高裁判所の判事の方だそうです。最高裁のHPでも上記の文献が紹介されています。(http://www.courts.go.jp/saikosai/about/iinkai/kakyusaibansyo/iinkai_03_sankousiryou_13.html)
【平19】
●森村進『自由はどこまで可能か―リバタリアニズム入門』(講談社現代新書 2001年)90~91頁からの抜粋。(yuina注:ランディ・バーネットの説明を示した箇所)
●ジョゼフ・スティグリッツ(コロンビア大学教授)『温暖化ガス削減 環境税で』(日本経済新聞2006年7月4日朝刊・経済教室)
(yuinaのコメント)
・・・森村先生の新書が過去問になっていたとは知りませんでした・・・。難しくて読めないとか言っている場合ではないですね(汗)読み直したいと思います。また、環境問題に関しては、環境税ということで、環境保護に経済の問題を絡めて聞いているのかなと思います(著作権の関係で記事を見ることができないので詳細は不明ですが)。環境保護は、先日の講座でやったばかりということもあるので、特に狙われそうな経済の視点を含めてもう少し調べてみる必要がありそうです。
【平18】
●タバコの路上喫煙を刑罰の対象とする法律を制定することについて、これを肯定する論拠及び否定する論拠をそれぞれ挙げたうえで、これについてあなたの見解を述べてください。
●坪井明典「報道の自由と名誉保護との調和」(『自由と正義』2005年9月号)
(yuinaのコメント)
前者の方は、課題文のない、いわゆる一行問題です。最近のLS小論文の傾向を見ていると、こうした一行問題はもうあまり出ないのかなと思っています。
もう一つの坪井氏の文章の方は、作者の方の承諾がとれたということで課題文も掲載されています。名誉毀損裁判に関する問題が取り上げられています。
【平17】
●朝日新聞夕刊2004年11月18日「結婚しないパートナー関係 破棄の責任問えぬ 最高裁慰謝料請求認めず」
●ゲーテ『ファウスト』1968~1980行(高橋義孝訳)
(yuinaのコメント)
最初の新聞記事は、婚姻関係になく、内縁関係でもない、子供はいるけれど別々に暮らす「パートナーシップ関係」にある男女について、その一方が当該関係を破棄した場合の慰謝料請求が否定されたという記事です。家族の在り方について、法律はどう向かい合うべきなのか、というのはなかなか難しい問題です。
もう一方のファウストについては、法律学に関して、登場人物のメフィストーフェレスが話しをしている場面のようです。
上記こうして見てみると
(平20)①正義とは何か、②裁判(無罪推定に関して?)
(平19)①リバタリアニズム、②環境・経済
(平18)①国家の役割、パターナリズム等、②名誉毀損裁判(名誉保護)
(平17)①現代の家族観と法律、②法律学とは
Wednesday, April 29, 2009
早稲田のLS説明会(レポート)
後半は、授業見学会がありました。ただし、人数制限にひっかかってしまい、午前の部には参加できませんでした(整理券配布開始後、あっという間に定員いっぱいになったそうです)。なので午後の部に参加してきたのですが、午後も、整理券配布前から長蛇の列となっていました。
今日の授業見学は、実際にこの日行われている授業を見学するということで、午後の部では、刑法(松原芳博教授)、捜査法(平尾雅世教授)、民事手続法応用演習A(伊藤眞教授)、民事手続法応用演習B(福岡右武教授)の4クラスを各10分ずつ回りました。
いずれのクラスもとても熱心に授業が行われていて、また、学生の発言の機会が多く、ただ聞いているだけの授業というよりも、生徒参加型の授業(いわゆるソクラテスメソッド的)という印象を受けました。また、今どきの学生さんは、ノートパソコンでノートを取っているんですね。アメリカだけかと思っていたのですが、日本もいまやそのようです(後ろから見てましたが、誰もチャットもインターネットもしてなかったのはさすがです 笑)。
最初、授業を見学してもしょうがないと思っていましたが、思いのほか、とても良かったです。教授の教え方自体、それぞれ個性があって面白かったですし、まだ若そうな学生さんたちが、堂々と理路整然と話しをしたり、六法をぼろぼろにして勉強しているのを見て刺激をもらうこともできました。また、LSと言っても具体的なイメージがまだなかったのですが、実際に見てみて、具体的なイメージもわき、今やっていることの延長線上にはこういう生活というか法律を勉強できる機会が待っているのだなと思うと、モチベーションをあげることもできたと感じています。
4月29日(祝)
・早稲田LS説明会&授業見学会
・適性スタンダード・本編 第14回
・LS小論文講座・ケーススタディ編 第7回
説明会については、別記事で紹介します。
適性の講座は、JLF編の3部(長文読解)向けの内容でした。長文読解においても、JLF版は、DNC版といろいろ違っているようです。ただ、個人的には、2部ほどは違わないかなと感じますが。
講座は問題を解きながら進んでいくのですが、今日はなぜ自分が間違えたのかについて、ちょっと考えてみました。
①正しい要約を選択させる問題で、課題文を参照せずに、一回通し読みをしたときの何となくの記憶で答えてしまった。
②選択肢を選ぶ際に、課題文の参照が不十分だった(もっと広範囲に読み込むべきところを、ごく一部分だけみて回答した)。
③課題文の読み違え。書いてあることの意味を取り違えて理解していた。
④問題文の読み飛ばし。「具体的に示しているものはどれか」とあるのに、抽象的な要素を答えとしてしまったなど。
次からは気をつけたいと思います。。。ただ①については、逐一、課題文に戻って確認をしているとJLF版の場合は時間が足りなくなるということもあり、時間を考慮する必要もあるかなと思っています。②については、頭をすっきりさせて、文章の全体構造を把握することができていないと、必要なところの読みこぼしをしてしまうと感じています。ここは本当に気をつけるべき点だと思います。③④はとにかく、丁寧に読みこむことが大切だと思います。何となくで読まない、細かいところまで神経を通す気持ちで読むことが大切だと思います。
小論文の方は、危害原理からは正当化しにくい環境保護の問題について学びました。キーワードは「ロック的但し書き」です。
Monday, April 27, 2009
DNC版適性試験の申込み終わりました。
何というか、申込み自体は、本当に簡単ですね。。。
今日の読書5 論文の教室 (&これだけは知っておきたい!独禁法)
本来、大学生が論文・レポートを書く際の助けとして書かれた本ということもあり、笑いの要素が多く、飽きずに読み通すことができました。私自身が歳をくっている分、既にどこかで聞いたことも多かったですが、改めて、文章の書き方について、一通りの知識を確認できたことはとても良かったと思います。
(番外編)
「これだけは知っておきたい!独禁法」村田恭介(amazon.co.jp)
番外編は、LSとは直接関係しませんが、最近読んだ本です。
この本は、最初、いわゆるハウツーもの?、と思って読んだのですが、独禁法というややこしい法律を、独禁法を熟知したプロが、メリハリをつけて解説したという感じで、初学者が独禁法の全体像を頭に入れるには最適の本だと思います。
ちなみに、筆者の村田恭介さんは、きっかわ法律事務所の弁護士さんだそうで、こないだ新聞の独禁法関係の記事に名前入りでコメントが掲載されていました。その世界では結構有名な方なのでしょうか。
・・・と、きっかわ法律事務所のサイトを見ていたら、独禁法の大御所、根岸先生が客員弁護士をされておられるのですね。おおー
今日の読書4 資本主義はなぜ自壊したのか
中谷巌先生が、それまでの新自由主義(リバタリアニズム)から自由主義あるいはコミュニタリアニズムに転向した著作と言われています。
感想は・・・てっきり経済書かと思いましたが、日本文化論という感じでした。。何というか・・・amazon.co.jpのレビューは、星2つ半となっていました。。。
個人的には、リベラリズムとリバタリアニズムはバランスの問題だと思っているので、リバタリアニズムが行き過ぎれば、リベラリズムの発想が必要だし、逆の場合もまたあるだろうと思います。なので、どちらが正しい考え方というようには思えないし、先生にはそのあたりの程度論というか、これまでの政治の文脈を踏まえた上で、どの水準を目指すことが望ましいのか、といったあたりのもっと詳しい話が聞けたら良かったなと思ったりしています。
ちなみに、小論文講座の方では、インプットが重要(もちろん、それを消化して、アウトプットを組み立てられることはもっと重要ですが)と言われており、どれだけインプットが進んでいるかを示すために、タイトルに数字を入れてみました。・・・というか、期間が経っている割にはかなり少ないですね・・・(汗
読むだけではダメというのはそのとおりなので、こうしたブログなどを通じて、自分の頭でもう一度考えるということをやっていけたらと思っています。
4月26日(日)
・LS小論文講座 ケーススタディ編 答練第3回(通算第12回)
この日は講義の前に、新しい眼鏡を作りに行ったり、いろいろと用事を済ませてきました。大学入試センター版の適性試験のインターネット申込をしていたので、ペイジーで受験料も支払いました。
この先の休みはほぼあってないような状況で、連休だけは実家に帰る予定ですが、あとは、模試の連続です。とにかく受けただけではだめなので、間違えた問題を解き直し、どうして間違えたのか、自分がまだ身につけられていない解法のパターンは何か、をしっかり頭に入れておこうと思います。
4月25日(土)
・適性スタンダード講座・本編 第12回・第13回
いよいよこの講座も佳境に入り、この日に受けた分をカウントすると、残り2回です。時間配分等のテクニックに関しては、もっと早く聞いておけば良かった!ということが多く、もっと前倒しで受けておけば良かったかなとも思っています(既にオープン模試が7回ほど終わった後なので)。
今は、①オープン模試の復習、②講座の復習、③市販本 をとにかく一周することを目指しているのですが、これがなかなか進まず。。>< 今日から毎朝1時間早くカフェに行って勉強しようと思っています。
Sunday, April 19, 2009
4月19日(日)
・適性オープン 大学入試センター版(第4回)通算7回目
・LS小論文 ケーススタディ編 第10回
適性オープンは今まで、JLF版が続いていたので、大学入試センター版の時間の長さがちょっとしんどかったです・・。2部の終わりでは眠くなってしまいました(爆)ちょっと気合が緩みかけているので、気合を入れ直して、まずはこれまでの模試の復習をしっかりしたいと思っています。
適性の後は、久しぶりにお買い物に行って来ました。夏っぽい水色の半袖の服を2枚と(職場向きの服ではなく、思いっきりプライベート仕様の服)、ボディショップで、スクラブ2種類とルームフレグランス2種類をゲットしてきました。いいお買い物ができたときってやっぱり嬉しいですね☆ そういえば、自分は女だったっけ・・・ということを久々に思い出した1日でした(笑)
夜は、小論文の講義です。とにかく盛りだくさんで、情報を消化しきれていない自分を感じています。とにかく、インプットを地道に、かつ確実に行っていくこと。過去問を自分なりに考えてみて、知識を十分に消化できているか、確認することを繰り返してやっていかないとと思っています。
あとは、仕事関係で、独禁法の本を読んだり、後輩から借りた中谷先生の本をまだ読めていなかったり、どうも、いろんなことが予定通り消化しきれなくて、だんだん溜まってきている感じです。。。電車の中とか細切れの時間も大事に、そして体調を万全にして、がつがつこなしていかないとと思っています。
4月18日(土)
・AM 病院へ
・PM 適性スタンダード講座・本編 第10回・第11回
このところ、あまりに肩こりがひどく、いつも行く整体の人(2箇所)から、”すごい音がする。こんなお客さんは初めて。医者に行った方がいいかも”と言われていたので、先々週、お医者に行って来ました。
肩こりがひどい、と言っても、「体操しなさい」と言われてシップを渡されるのがオチだと思い、「肩がひどく痛くて、ごりごりする」と表現してみたところ、ちょうど担当だった新任の先生(ちょうど4月の頭だったので・・・)は、「こんな症状は初めてだ」と分からないを連発した後、どうも「腫瘍」かもしれない、と思い始めたようで、レントゲンをとったうえに、翌々週にMRIを撮ることになりました・・・
痛いといっても、そういう痛みというよりは、「コリがひどい」感じだったのですが、今さら言い出すこともできず、結局、MRIを撮ることに・・・。おまけに血管がよく見えるようにということで、造影剤を使っての撮影。誓約書に名前まで書くことになりました・・・
MRIの技師さんには、「肩こりがひどいだけだと思うんですが・・・」と自己申告したのですが、技師さんとしても、医者から指示された以上は撮影するしかないらしく、なんとかかんとか言って結局撮ることに。さらに、「何か小さな血の塊のようなものが見える」とか言われて、造影剤も注射して、さらに撮影することになりました・・・
技師さんの態度が、だんだん、ものすごく優しくなっていったのが、何となく気になります・・・。ちなみに、MRI一回で1万円近くかかりました・・・。友人には、「それって点数稼ぎじゃない?」と言われましたが・・・。ちなみに、MRIの結果は、水曜日に放射線科の医者が判断して、来週の土曜には整形外科の方で聞けるそうです。。。いずれにしても、肩こりがハンパでなくひどいので、何とかなればいいなと思っています。。。
それから、午後は辰巳に行きました。石田先生が、授業の最後に、いつも時間をオーバー(40分くらい?いつもオーバーしている)して、きっと確信犯なのに《いやあ、しまったなあ、まいったなあ えへへ》という顔をするのが、何か好きで、毎回そのリアクションを楽しみにしています(笑)講座を受けるうえでは、先生の人柄というのも、結構、大事だなあなんて思ったりしてしまいました。
それから米谷先生の方も、今回は今までで一番おもしろかったです。JLF版の解説だったのですが、とにかくJLF版というのはひどい(大学入試センター版に比べて、問題がいまひとつ)こともあって、こうした問題をひとつひとつとりあげては、いかっている姿がとても面白かったです(笑)確かに、私の目から見ても、JLF版というのは、つっこみ所の多い問題が多く、(しかし、私は元々、あばうとな傾向があるのか、割とJLF版と波長が合うのは、いいのか悪いのかですが・・・)、代わりに米谷先生がいかってくれているような気がして、すーっとしました。
それにしても、JLF版の問題というのは、大学入試センター版と違って結構特殊だということがよく分かりました。できれば、JLF版の適性オープンが終わるまでに、この講義を聴いておきたかったです・・・。適性オープン(全10回)の方では、既にJLF版は終わってしまいましたが、5月にある全国模試では、再び、JLF版の模試を受けることになるので、そのときには今回習ったことを活かしていきたいなと思っています。
Thursday, April 16, 2009
日弁連版の申込終わりました
今日は、職場の異動希望を聞くためのメールが回ってきました。急に上司が優しくなったのをどう受け止めるべきか・・・A^^;;;;;とりあえず仕事が変わると、新しい仕事を覚えるまで負担が増えるので今のままの方がいいのかななんては思っていますが・・・
Tuesday, April 14, 2009
ちょっとしんどい
とはいえ、日々、職場の人間関係も順調で、座席の両隣の人がいい人なこともあって、とても平穏に過ごしています。
じゃあ何がしんどいの?ていう感じですが、何というか、自分を信じないことには何も始まらないし、とにかく自分を信じるしかないと思っているのですが、そういう気持ちはしょっちゅう揺らぐし(苦笑)、土日の休みも友達と遊ぶ時間を切り詰めて辰巳に通っているので、何かちょっと孤独な感じというか何というか・・・
そう言いつつも、自分のしんどさなんて、その時、一瞬だけのもので、体が痛いわけでも何でもないし、客観的にみれば、だからどうだっつーの、という風に思えたりもして、そうやって何とかごまかしごまかしやっているわけです・・・A^^; もっと客観的に見れば、こんな風に自分の好きなことを追っかけることが許されてるだけでも幸せなのかなとも思ったり。
いつもそうなのですが、自分の精神的な弱さには困ってしまいます・・・。でもそれも含めて自分だし、かわいいやつだと思うことにします・・・(なんのこっちゃ・・・)すべてが終わった暁には、好きなこと(ファイナルファンタジーをPS2時代からぶっとおしでやるとか、めちゃくちゃ手のかかる動物を飼うとか、ピアノを置ける物件を探しに行くとか)を思いっきりやりたいと思います。
適性試験の申し込み(をしなければ)
辰巳の方で、特にまだ申込について何も言われていない(というか、適性の講座は遅れをとっているのですが・・・)こともあって、何となくまだ申込んでいないのですが、早めにチェックしないといけませんね。
日弁連版
http://www.jlf.or.jp/tekisei/index.shtml
大学入試センター版
http://www.dnc.ac.jp/houka/houka_index.htm
なかなか周りに受験するという人がいないので、自分で情報収集しないと情報が自然に入ってくることはまずないです。あるテレビで、プロレスラーを目指していたという人が、東京に出てきて、自分ひとりで自分のためだけに頑張るというのは正直辛かった、とおっしゃってましたが、ひどく共感してしまいました・・・。
Monday, April 13, 2009
早稲田のLS説明会
http://www.waseda.jp/law-school/jp/news/index090329.html
昼間部のLSにそもそも通えるのか、という問題はありますが、いろいろ情報収集のために、行ってみようと思っています。
これから各LSで、このような案内が増えてくると思うので、気をつけてみておきたいと思います。
今日の読書3 憲法と国家 樋口陽一
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004306264/ref=nosim/rechtundpolit-22
「憲法と国家」(樋口陽一)を読みました。ひ、樋口先生の本は難しいですね・・・(弱気)とにかく何とか読み通したというだけで、樋口先生の考えていることのどれだけ理解できたかというとかなり怪しいです・・・。
今、同じく、樋口先生の「憲法入門」を読んでいるのですが、入門という名前にかかわらず、こちらも易しくはない印象です...orz 読みこなすだけの知識が不足しているのが、他でもない原因だということは明らかなので、他のもう少し易しめの本を読みつつ、読書体力をつけていきたいと思います。
※ちなみに、今、森村進先生の「自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門」を読んでいますが、これも難しいです・・・(あれもこれも入門なのに・・・)。最初の方で、リバタリアニズムの様々な分派の説明が出てくるのですが、これが頭でごたまぜになってしまっています・・・
※さらにちなみに、今、戸田山和久教授の「論文の教室」を読んでいます。これは、大学生向けに書かれていて、なかなか面白いです(笑)前半は、初歩的過ぎるかなと思いましたが、後半では、改めて納得させられることが多いなと感じました。
※さらにさらに、今、後輩が貸してくれている中谷巌「資本主義はなぜ自壊したのか」を読んでいます。経済学に詳しくなくても、文章が軟らかく、いろんな具体例が出てくるのであっという間に読める感じです。
それにしても、最近、経済学に対して懐疑的です・・・。一番の理由は、自分が経済学をどうにも理解できないからだと思いますが・・・・。小難しい数式を並べられて、「・・・だからですよ」と言われても、どうにも理解できないというか、何というか。。。(しかも、数式の作り方によって、いろいろ結論を操作できるらしいじゃないですか!?)
でもって、中谷先生みたいに、あっさり転向なんてことが起こってしまったり、去年の夏過ぎには、どのエコノミストも「この先、景気は横ばい」だと言っていたのに、秋以降、一気にがたがたと「100年に1度の大不況」にまで落ち込んでしまったり、私の心の中では「経済学って何なんだーー!!??」という感じです。。。
中谷先生の本の中に、飛んでくる鶴がケガをするといけないからと言って、送電線を敷くのを拒否したという、ブータンの人たちの例が出てきますが、結局のところ、経済学っていうのは、どの程度の生活レベルにしたいのか、何が幸せなのか?っていう、価値判断が結構大事な学問なんじゃないだろうかという気がしています。そういう意味では、客観的な学問に見える経済学っていうのも、やっぱり社会科学であって、法学と同じように価値判断が大事な学問なんじゃないのかなあと、勝手に思ったりしています。(実際どうなんでしょう?これからいろいろ調べてみたいと思います。)
4月12日(日)
・適性オープン 通算第6回(日弁連版 第9回)
前回もでしたが、日弁連版の第2部が、時間が全く足りません。
パズル系の問題は好きだと思っていたのですが、このJLF版の場合、ただ解ければいいというだけではなく、「早く解く」ということが大事なようです。
適性オープン全10回のうち、日弁連版は今日が最後。来月にある、全国適性模試までには何とかしないとと思っています。
Wednesday, April 8, 2009
TOEFL返ってきました
Reading 29
Listening 24
Speaking 17
Writing 20
--------------
TOTAL 90
でした・・・
どこまでもSpeakingが足を引っ張ってくれます。。。機械相手のことなので、おそらく何かコツがあるのだと思いますが、Speakingを何とかしない限り、100点超えは厳しい感じです。
あと、昔、Princeton ReviewのTOEFL講座でも言われたことですが、短期間でスコアを上げないといけない場合、Writingが比較的上げやすいそうで、私の今の点数もまだ上がる余地が結構あるので、このWritingを何とかすることが一つかなと思っています。
評価を見ると次のようにありました(特に今後注意した方がいい所を抜粋&太字で強調してみました)。
【SPEAKING SECTION】
(Speaking about familiar topics)- Fair
・Grammar and vocabulary are somewhat limited and include some errors.
(Speaking about campus situations) - Limited
・Your responses indicate that you have some difficulty speaking in English about information from conversations, newspaper articles, university publications, and so on.
・limited grammar and vocabulary may prevent you from fully expressing your ideas. Problems with pronunciation make it difficult for listeners to understand you at times.
(Speaking about academic content) - Limited
・It is sometimes difficult for listeners to understand your responses because of problems with grammar, vocabulary, and pronunciation.
・the amount of information in your responses is limited and the expression of ideas is often vague and unclear.
【WRITING SECTION】
(Writing based on reading and listening)
・an important idea or ideas may be missing, unclear, or inaccurate
・there may be unclarity in how the lecture and the reading passage are related
・grammatical mistakes or vague/incorrect uses of words may make the writing difficult to understand.
(Writing based on knowledge and experience)
・you may not provide enough specific support and development for your main points
・your ideas may be difficult to follow because of how you organize your essay or because of the language you use to connect your ideas
・grammatical mistakes or vague/incorrect uses of words may make the writing difficult to understand
Sunday, April 5, 2009
4月5日(日)
【4月5日(日)】
・AM LS小論文 ケーススタディ編 第6回
・PM 適性オープン JLF版 第8回
前回のJLF版の模試の結果が返ってきました。偏差値自体は割と良かったです。ただ見ていると、2部の平均点が相当低かったようで、この2部で差がついたのかなと思います。私の個人成績を見ると、この2部はできているのですが、1部が全然ダメでした。。。時間配分が全くできなかったのが、この1部で、最初のスタートダッシュが悪かったのがよく分かります。
今日の模試の方もやはり1部のスタートダッシュが悪かったです。体調が悪かったのを言い訳にはしたくないのですが、最初から一気にエンジンをかけていかないと、JLF版のように、最初の1部がわずか40分で終わってしまう試験では、ペースがつかめないまま試験終了となってしまいます。
それから今日は2部もいけませんでした。。。JLF版の問題で、2部は、パズル的な問題が多く出るのですが、大問が3題で、それぞれに小問が6~8くらいぶら下がっているという形式になっています。私はこのうち大問2の最初の問題が解けず、後に続く問題が芋づる式に解けないということになってしまいました。>< しっかり復習をして、大問の最初の問題が解けないなんてことのないようにしないといけないなと思います。
そういえばAlbanyのホテル・・・
そうです。Albany(オルバニー?アルバニー?)受験になった場合のホテル予約です。これは前年の秋にはやっておかないとということだったのですが、不合格のショック??もあってか、すっかり失念・・・
昨年の経験によると、今の時期にチャレンジしてもなかなか取れずで、キャンセルが出る頃を狙って取った方がいいのかなという気はしています。ただ、そうは言っても、どのホテルが良かったかとか、そもそも、いろいろ思い出すところから始めないといけないのですが・・・A^^;
一番いいパターンとしては、昨年同様のマンハッタン受験になること。前回のアピールが今回にも生きているといいのですが・・・。と、こう書いているうちに、ちょっと心配になってきたので、マンハッタン受験になるように、何かアピールする方法を考えてみようと思います。
Saturday, April 4, 2009
今日の読書2 「刑法入門」山口厚
「刑法入門」 山口厚
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0806/sin_k419.html
まだ読んでいる途中ですが、法律の初学者でなくとも、十分に納得のいく内容です。辰巳の書籍部でもよく目立つところに飾ってあります。裁判員制度の開始を念頭に置いて書かれたということで、犯罪とは何か、刑罰とは何か、という根本的なところから掘り起こした内容となっています。
ロースクール入試との関係で言うと、道徳(本書中では倫理)と法の違いがとても興味深いです。これは法学部でも、法学入門の授業で、取り上げられるテーマですが、J.S.ミルの危害原理(他者を加害しない限りにおいて自由)や近代個人主義について十分学んだ後で、この問題を考えてみると、とてもクリアに理解することができます。また、山口先生がとても分かりやすく例を挙げて説明されているので、一度読めば、この点については忘れないほど納得できると思います。
なるほど、ロースクール入試で、個人主義や自由が頻出となっているのは、こうした知識を元にして、六法等の法律学が成り立っているからなのだなあと思いました。今まで、条文や判例の知識にかたよった法律学の学び方をしていましたが、こういう根本的なところから学ぶことで、法律学を学ぶ足腰が強くなるような気がします。
4月4日(土)
・AM 眼科へ
・適性スタンダード本編 第7回
・LS小論文 ケーススタディ編 第5回
午前は、眼科で、メガネの処方箋を書いてもらいました。今のメガネは度がきつくて、目が疲れるので、少し緩めで書いてもらいました。ついでに、眼精疲労だと言ったら「サンコバ 点眼液0.02%」をくれました。この薬は目のビタミン剤だそうで、光に弱いので光に当てないでくれとのことでした。さしてみると、ものすごくよく効くので、またこの目薬をもらいたいなと思っています。
午後は、辰巳で、講座を2つ受けてきました。今日は、適性の方を1.5倍速にしたら、3時間半の授業が2時間ほどで済みました。何か得した感じ。。。今日の学びは、同じ問題でも、短時間で解くテクニックを見つけるということです。網羅的にすべてのパターンを考えていては、先日の大学入試センター版の模試のように、時間内に解き終われません。早く解くための鍵を問題から見つけること、これが大事だと思いました。
合わせて、大事だと思ったのは、問題を読んで、勝手な先入観を持たないことです。今日の問題で、海に行くか遊園地に行くかで、7人が悩んでいて、そのときに「AさんとBさんは、ガイドブックを見て、気が変わった」という条件があるとすると、AとBが一緒に移動した可能性だけでなく、Aさんは海→遊園地、Bさんは遊園地→海、というように入れ替わった場合もあるので、両方の可能性を考える必要がある。これを片方見落としてしまうと誤答の元になるということです。
小論文の方は、相変わらず、山本先生の講義はいいです♪学生さんにはもしかすると良さが分からない部分もあるかもしれないけれど、同じ社会人としては、山本先生の仕事に対する誠実さというのが良く分かります。アカデミズムではない、予備校だからこそできる授業の内容ではあるけれど、本当は、大学で、こういう内容(いわゆる六法の前提となる、政治学や法哲学の知識)をもっとしっかり教えてないといけないんじゃないかなと思います。
辰巳の資料センターはいいですね!
すると、「その日体調が悪かったっていうことであれば、いいですよ」とのことで、再度ビデオブースの予約にしてくれるとのことでした。対応も柔らかいし、とてもいい感じです♪
伊藤塾なんかでは、期間内なら、何度でも聞き直せる(ただし、インターネットのストリーミングだったかな?)とのことで、そういうのもあってサービスがいいのかもしれませんが、でもやっぱり嬉しいですね。
RE-APPLICANT
何というか、RE-APPLICANTの場合は本当にあっさり簡単ですね。
すぐに終わってしまいました。
LSの準備もありますが、こちらの準備もしなければですねA^^;
Saturday, March 28, 2009
3月27日(土)
最近、体調がすぐれなかったので、アルコールはやめておこうと思い、ジュースばかり飲んでいました。
飲み会会場は、なぜか10数人のうち、4人だけが少し離れたテーブルで、私は某上司と近くになるのを避けようと4人がけテーブルの方へ移動・・・(苦笑)なぜかそちらのテーブルには、普段から、その上司にいろいろ不満がたまっているメンバーが集まり、メインテーブルでお祝いの話などが盛り上がっているのをヨソにビミョ~な愚痴トークを展開(笑)ある意味、メインテーブル以上に濃ゆ~く盛り上がってしまいました。
と思っていたら、その某上司がこちらのテーブルへ・・・。メインテーブルは隣同士の間隔が狭かったとみえて、こちらに移動してきたようです。これだけ聞こえそうな声でビミョウなトークを繰り広げているこちらのテーブルに参入してくるとはある意味さすがですA^^; その後は、私も他の人もそれなりに大人なので、大人の会話(いろんな意味で大人の会話・・・)を繰り広げました。でもまあ、飲んでいると、いろいろまあいいか、という気になってくるので不思議ですね。
ということで、結局、ソフトドリンクから、一気にウォッカトニックに変更。しかもそのウォッカトニックは結構ウォッカがきつかったとみえて、一杯で結構酔っぱらってしまいました。その結果、翌日は、予想通り、身動きできず・・・。アルコールに対する耐性がだいぶなくなっているようなので、アルコールは極力控えていたのですが、やっぱりダメだったみたいです。
前日の金曜日に、締め切りが1ヶ月先の仕事が、3日後の締め切りになるという恐怖の状況で、この土日に何とかするしかなかったのですが、結局、土曜日は休息で大半を費やしてしまいました。しかし、ほとんど何も食べずに夕方までよく眠れました・・・。おかげで?体重も2キロぐらい減ってちょっとうれしいです。
この土曜日は結局、夕方から必死になって作業をはじめ、気づいたらもう朝の4時・・・。寝ないともたないので、とりあえず寝て、日曜日に再度気合を入れ直すことにしました。
それにしても、今回の作業についても、辰巳の小論文の講義がとても役立っていると感じます(辰巳の回し者ではありません・・・)。辰巳では、「いきなり書くな。書くことを十分に練ってから書け」と言われていたのですが、仕事の方でもそのことが頭にあったので、まずはとにかくきちんとしたインプットと、頭の中で何が大事か整理して優先づけをして・・・ということができていたので、いきなりペーパーを出せと言われてもそれなりに何とか書いて出せるだろうと思い、実際書き出してみると、以前の自分に比べて書くことに対する苦痛が少なくなっている自分に気づきました。とはいえ、やっぱり日にちがないのは、詰めが甘くなりそうで心配は心配・・・。とりあえず、自分のココロとカラダとが頑張れる範囲で数日間がんばってみようと思います。
Sunday, March 22, 2009
3月22日
・AM 教習所にて運転の練習
・適性試験オープン(模試) JLF版 通算第6回
・LS小論文講座・ケーススタディ編 第4回(答練)
今日も教習所に行って来ました。何度やっても左右の感覚がだめみたいです・・・。左右を気にしていると、今度は、ウインカーを出し忘れたり、停止線を越えたり、悪循環です。。。先生には、「好不調の差が激しいね~」と言われてしまいました。確かに、自信を持って運転できる日と、やっぱり全然ダメだと思ってしまう日とがあって、そういう気持ちの差が運転にも出てしまっているようです。
今日は初めてJLF版(日弁連)の適性オープン(模試)を受けてきました。感想は・・・、時間が全然足りない!大学入試センター版と同じようなペースで解いていたら、時間内に全然終わりません。しかも、試験が、各40分の4部構成になっているので、最後で時間の帳尻合わせ・・・ということもできません。時間配分が第一の課題かなと思っています。特にひどかったのは、数理パズルのパート(正確には、「第2部 分析判断力を測る問題」)。3分の1解いたところで、既に30分近くたっていて、時間が全然足りませんでした・・・
今日はケーススタディ編、初の答練でした。しかし、体調がいまひとつで、うまく書ききれず・・。いつもなら、課題文の文章も、もう少し、自分の言葉で端的に置き換えるということもできるはずなのですが、今日はそれがまったくできず・・・。多分、何となく言いたいことは分からんではないけど、論旨がはっきりしない文章になってしまっていると思います↓↓↓
今日のテーマは、親の職業や学歴が、子供の学歴にも影響している、という文章で、最近はこの考え方がアカデミズムでは通説なのだそうです。確か、いっとき、東大生の親には金持ちが多い?とかいうニュースが出たりしていましたね。個人的には、学歴重視という価値観が親子間で伝播しやすいとか、必ずしも経済的要因だけではないんだろうと思いますが、いずれにしても、そういう特権階層的なものができつつあるということは事実で、それはやはり問題だろうと思います。個人的には、そういうおうちの子でなくても、がんばれば同じように報われるようにすることは大切だと思います。この点については、学歴だけでなくて、国会議員が2世だらけになっているのも、同じように議論できるかもしれませんね。
政府、アカデミズム等々で、この点に関する議論が既になされているようなので、いろいろインプットを増やしつつ、自分の頭でも考えてみて、消化するということをどんどんやっていこうと思います。
3月21日
・AM フィットネスにて、太極拳&ヨガ
・適性スタンダード講座・本編 第6回
・LS小論文講座・ケーススタディ編 第3回
最近いろいろ体調が不調で、やっぱり基礎体力が落ちているからだと思い、早起きして、ジムに行って来ました。太極拳もヨガも、体のあちこちを伸ばすのでとても気持ちがいいです。それにメンタル面でもリフレッシュできてとてもいいです。自律神経が丈夫な方ではないので、太極拳やヨガはこれからも続けていきたいと思っています。
昨日に引き続きビデオブースで講座を受けてきました。平日参加できないので、どうしても土日に消化するパターンになります。しかし、問題は、復習がどんどん遅れているということで、平日にどれだけ復習をこなせるかが大事だと思っています。
3月20日
・AM 教習所で運転の練習
・適性試験スタンダード講座・本編 第5回
・LS小論文講座・基礎テーマ編 第8回(最終回)
久々に運転の練習に行って来ました。結構忘れてます・・・(怖)クランクはハンドルをいっぱいに切るけど、単なる右左折は、ハンドル一回転半ちょっと、とか・・・。あと、何度やっても、車両感覚がうまく身につかないようで、自分では右に寄っているつもりなのに寄れていないとか、きっちり寄ったつもりが寄りすぎ、ということがよくあります。(泣
この日は(も?)疲れていたようで、ついつい講義を聴きながらうとうとしてしまいました・・・。それにしても、ビデオブースで講義を聞く場合には、スピードを、1.2倍速、1.5倍速に変えられるのでとても便利です。
Sunday, March 15, 2009
3月14・15日
・AM TOEFLiBT受験
・LS小論文講座(基礎テーマ編)第7回
・LS適性スタンダード講座(本編)第4回
久々にTOEFLを受験してきました。最初のリーディング、リスニングまでは、「おっ・・・これは前回よりマシかも・・・」と思っていたのですが・・・
スピーキングであえなく撃沈・・・
何だか、もぐら叩き状態で、あっちを何とかしようとすれば、こっちがまた・・・という感じがしてきました・・・・・(泣)ただ、今後のいい課題が一つできたということで、前向きに受け止めておこうと思います。
【3月15日】
・適性オープン 第2回
・LS小論文講座(ケーススタディ編)第2回
適性オープン第1回の結果が返ってきました。結果は・・・約210人中10位で偏差値だと66くらいでした♪♪本当~~に久々の嬉しい出来事です>< このままがんばれば何とかなるんじゃないか、既習を受ける学生に比べれば、未習受験は負担も少ないし・・・・などと、ちょっと浮ついてます(苦笑)
所詮はテストでしょ、って言う人もいるけれど、私もこの歳になって好きこのんでテスト受けてるわけじゃないですょ・・・>_< 今までの経験上、批判するだけで責任のない人の話を聞いても振り回されるだけなので(そういう人に限って、上手くいくと「自分もそう思ってた」とか言出すでしょ・・・)、聞かないことも大事だと思っています。私が理想とする人の一人にAさんという人がいるのですが、30代40代になってもチャレンジして目標を達成する・・・そういう生き方ができたらいいなあと思っています(つい怠け癖が出てしまいますが・・・)。
これからの予定としては、ステートメント対策として、いろいろ読んだり・考えたり、ということをしておかないとと思っています。まずは、今回の司法改革の一連の経緯について調べておきたいなと思っています。
Tuesday, March 10, 2009
小論文。。
特に今は、各概念の中身を覚えるのに精一杯で、そうした概念を、応用して議論するということがまだできていません。例えば、リベラリズムとリバタリアニズムというのは、どういう実際の場面に応用が可能なのか。
昨日まではそこまであまり考えてもみなかったのですが、改めて身の回りを見渡してみると、応用可能な場面というのは結構あるような気がしています。例えば、今、外為法の輸出規制について仕事で扱っているのですが、こうした規制の在り方についても、政府の規制をどの程度まで及ぼす必要があるかということについて、これまでのリベラリズム論・リバタリアニズム論の系譜を見直していくことで、得られる示唆があるように思います。
今日読み終わった本
○「輸出管理論」田上博道、森本正崇
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4797258330.html
外為法の輸出規制についてよくまとめられた良書です。筆者は、経済産業省と防衛省の官僚の方なので、まさにこれが現行輸出規制の政府見解と言えるかと思います。昨年の12月に出たばかりの本なので、最新の情報や新たに導入された通常兵器キャッチオールの補完的規制なども詳細な説明がされています。
それにしても外為法の輸出規制は結構ややこしいですね>_< 政令・省令・通達で決まっていることが多いので法律だけ見ていても、結局のところよく分かりません。一方、政省令の方も規定が散らばっていたり互いに参照しあったりしているので、いきなり読んですっきり理解するというのは結構大変だと思います。まずは、この本を読んで、一つずつ確認していくというのがいいですね!
Monday, March 9, 2009
ロースクール小論文
未修コースと言えども、受験するのはロースクール。さすがに未修コースの入試で法律の問題は出ませんが、法律学の大きな基盤となる政治学、(法)哲学、社会学、政治思想史、歴史などの知識が、出題の鍵となっているようです。
たとえば、リベラリズムとリバタリアニズム。
小泉さんはリバタリアン、麻生さんはリベラルという風に言われることがありますが、これらの概念自体は、もう少し古く、20世紀に登場しています。
19世紀には、中間団体を否定して国家が人権保障を行う近代国家が確立(同時に個人主義も確立)しますが、その後、市場の失敗等を経て、福祉国家が求められるようになり、20cに入って大きな政府を肯定するリベラリズムが登場します。
その後、リベラリズムが一定の成熟を迎えると、今度は、規制緩和などが論じられるようになり、小さな政府が求められるようになります。これはリバタリアニズム(新自由主義と同義??)の考え方です。
国家と国民の関係(もう少しかみくだけば、政府の政策が国民に与える影響と言えるかな?)について考える上では、リベラリズムの立場に立つか、リバタリアニズムの立場に立つか、によって当然結論が異なってきます。ただ、これ以上はまだ勉強不足でうまく書けませんが・・・(こうやって自分で書いてみると、まだ知識を消化できてないことを確認できますね・・・)。
それから平等論。機会の平等、結果の平等、実質的な機会の平等など、平等論と一口に言ってもさまざまなものがあります。
例えば、女性差別はもちろんいけませんが、ではなぜ企業は、男性と女性を平等に採用しなくてはならないのか?女性は退職する確率が一般に高い、としたら、企業は長く働いてくれる男性を雇った方がメリットがあるのに、です。
それは、性別は自分では変えられないから!(=生来のものだから)、という答えが出てくるでしょう。
ただ、そうだとするなら、能力差についてはどうでしょうか?能力差も、ある程度は努力で変えられるかもしれないけれど、努力では超えられないものもあるのではないか?というのは可能な議論です。(誰でも努力すればプロ野球選手になれる訳ではありませんね。。。)
採用の場面でも、例えば、大学名で採用していると言われる会社はいまでも聞くことがあります。これは、大学名は一般に能力差の一つだとみられているからです。ただこれも、親の所得が高い場合に、その子供の所得も高くなっているとの結果を示した東大の佐藤調査によれば、能力差だって、生来のものと同視することもできるかもしれません。そして、そうだとするならば、大学名での採用もやはり許されないということになります。(ただ、これも、○○大学の学生には、優秀な人がいる確率が高い、といった理由になると、再び微妙ですが・・・)
このように、変えられるもの、変えられないもの、(生来のもの、そうでないもの)、によって許されない差別と許される区別を分ける二分法は、実は境界がそんなにはっきりしていないのだということが分かります。そしてこのように境界がグレーゾーンとなっていることが平等論をより難解にしているのだということが見えてきます。。。
さらには、自己決定論。他人を害しない限りにおいて自由、だと言ったのは、J.S.ミルです。が、人に迷惑をかけなければ、何でも自由が認められていいのか? 人に迷惑をかけてないから、麻薬をやってもいいのか? 自分の私有財産だから、国宝級の建物でも勝手に壊していいのか? もしこれらの自由が認められない、と言うのであれば、それはなぜか? どういう場合に自由は制限できるのか? 国家による自由の制限はどこまで許されるのか? 最近であれば、代理出産の問題、クローンの問題など、個人が望む場合に、何がどこまで許されるのか?その線引きを、きちんとした理論の上にのせて行うことは、生易しいことではないということが分かります。
といった具合で、時事問題は、19世紀以降に築き上げられてきた(本当はもう少し遡ってもいいのかもしれませんが)思想や理論という切り口から、より鋭く分析することが可能です。ただ、今の自分には、それを十分に行うことができるだけのインプットがないし、だからこそ辰巳の講座でも、先生が要領よくこれらの理論をインプットできるよう整理して提供してくれているのだと思います。辰巳の講座では、短期間で十分な知識を養えるよう良書を毎回紹介してくれているので、時間を見つけて、これらの本を消化していかないとと思っています(もちろん、単なる知識のインプットが目的じゃなくて、小論文の形で何らかのテーマに対するアウトプットができるようになることが目標ですょ
A^^;)。
TOEFL/TOEIC
が、先日の清先生の講義の中で、「早いうちに受けておいた方がいい」とのアドバイスがあり、久々に試験日程をチェックしてみました。
・・・と、プロメトリックのサイトをチェックしたところ、TOEFL iBTは、4月まるまる休みだそうです・・・・。こんなことってあるんですね。。。。
とりあえず次回は、3月の後半でもいいかなとも思ったのですが、どの日程も(といっても3月はあと4回くらいしか実施がありませんが)、神奈川の会場ばかり・・・。あと、千葉がちょこっと。。東京が空いてません・・・。
神奈川まで行くのはちょっと遠いなあ・・・と思いつつ、再度、サイトを確認してみたところ、運良く、今週の土曜日だけ、御茶ノ水センターの空きが出ていました。この機を逃すと、また東京の会場はすぐに埋まってしまう!と思い、その場で予約してしまいました。A^^;
それからTOEICは、メールで次回の案内が来ていたので、そちらもネットで申し込みをしました。といっても、次回の試験は5月31日・・・だいぶ先ですし、適性試験が見えてきて、英語どころではないかもしれません。これからは毎回受けるつもりで日程をチェックしていかないとと思っています。
Sunday, March 8, 2009
適性試験(大学入試センター版)の出願日程など
インターネットでも出願できるようです。便利になっていいですね。
それから、慶応のLSで説明会があるそうです。ステートメント対策なども兼ねて、今後、説明会にも可能な範囲で参加したいと思っています。
【慶応LS】
2009年
5月11日(月) 18:00-19:30 三田キャンパス 西校舎ホール(518)
6月6日(土) 10:00-11:30 三田キャンパス 西校舎ホール(518)
7月3日(金) 18:00-19:30 三田キャンパス 西校舎ホール(518)
http://www.ls.keio.ac.jp/news/news_2009setsumei.shtml
3月7・8日
6月の適性も7月のNY BARもあっという間に来る気がします。ココロしてかからねば・・・A^^;
【3月7日】
・AM フィットネスでヨガ
・PM 適性スタンダード本編 第3回
・PM ロースクール小論文 基礎テーマ編 第5回
【3月8日】
・適性オープン 第1回目
・ロースクール小論文 ケーススタディ編 第1回
適性オープンは、前回も今回も、最後まで解き終わりませんでした。ただ、前回よりは今回の方がましかと・・・A^^;前回(第3回)の結果は、1部が偏差値40台・・・、2部がちょうど60くらい。1部を何とかするのが今の課題です。まずは全部解けるようになることが一つ(全く手も足も出せなかった問題があったので)。それから、解く時間を短縮することが一つ。ひとまずは、問題数をこなしてカンを取り戻していこうと思います。
2部は、難しい本に読み慣れれば、もう少し上がる余地があるかなと。。哲学的な文章からは最近離れてしまっているので、そういう文章に慣れる・読みこみのスピードを上げる、ことに気をつけたいと思います。
昔、こういう問題ばっかり解いていたことがあるので、今の学生さんよりはいい点を取らねばと思うのですが、今のところ達成できてませんね・・・A^^;でも、こうやっていくつになってもチャレンジできるのはとても楽しいことです。
○前週に読んだ本
・「刑法2各論(第2版)」町野朔・中森喜彦 (有斐閣アルマ)2003年
Tuesday, March 3, 2009
2月28日・3月1日
・辰巳 適性本編 2回目
・辰巳 小論文基礎 3回目
辰巳の適性試験向け講座は、2人の先生が担当しています。米谷先生が、推論・分析力、石田先生が、読解・表現力の担当です。この日は、初めての石田先生の授業。
論理の中で、私がこんがらがりやすいのは、裏と逆のよう。対偶は、機械的にひっくり返せば理解できるので比較的簡単。でも、裏と逆は、何かいやらしい・・・。例えば、「今日、パンを食べた人手を挙げて」という場合に、パンを食べた人が手を挙げるのは当たり前。では、手を挙げた人が全員パンを食べた人かというと、そう言えるとは必ずしも言えなくて、パンを食べてないけど手を挙げている人もいる可能性がある・・・(なぜなら、「今日、パンを食べた人手を挙げて」とは言ったけど、「今日、パンを食べてない人は手を挙げないで」とは言っていないから・・・という理屈)
む~
山本先生の小論文は、毎回、面白いので気に入ってます。先生の授業を聞いていて、今、自分がしなくちゃなと思っているのは、まずは、政治学と近現代の西洋史についてのインプットを増やすこと。ルソーや、J.S.ミル、ロールズ等々の知識人の考え方を、その時代の動きと合わせながら理解することができたらなと思っています。今、姜尚中(かんさんじゅん)の政治学入門を読んでいるのですが、前提となる知識が十分にないので、入門書のはずなのに、難しいです・・・(前提となる知識さえあれば、とてもいい本だと思います)。
【3月1日】
・適性オープン模試 第3回目
初めて適性オープンを受けました。1部(推論・分析力)の最初の数問が割と易しかったので、なめていたら、いきなり問題が難しくなって、時間内に最後まで終わりませんでした・・・。適性は何とかなるかなと思っていたので、軽くショックでしたが(苦笑)、でもこのおかげで、少し適性の勉強にも熱が入れられそうです。
後半2部の論理・表現力は、言ってみれば国語の問題に近いこともあり、前半よりは解けましたが、それでも時間が足りませんでした。一度、図書館から借りて、難しすぎて挫折した井上道夫先生の「法の企て」からも問題が出題されていました・・・。他の問題も、結構、読むだけで骨が折れる問題が多くて、まずは、難しめの(堅めの)本に慣れておく必要があるなと感じました。あとは、接続詞の使い方。わかっているようで、実はわかり切れていないということがわかったので(笑)、これから本を読むときには、接続詞の使い方にも少し気をつけてみようと思っています。
この日は実は、オープン模試の後に、小論文講座のVB(ビデオブース)を予約していたのですが、オープン模試の終了時刻が思いこみで間違っていたために受けられませんでした(辰巳の人が気を利かせてくれて、この日はキャンセル扱いにしてくれました。ありがとうございます。。。)。次週から、小論文のライブもケーススタディ編が新しく始まるので、追いつくのにしばらくまだまだ大変そうです。。。
そういえば、toeicも申込みしなければ・・・。あと、アラビア語のテキスト代の振り込みも・・・。それから、NYBarの準備も・・・。
Monday, February 23, 2009
2月24日
本当は、辰巳の講義が入っていた日なのですが今回は特別です ^ー^
お互いにたまっているストレスを吐き出し、
癒されよう!という旅なので(笑)
その分、これからまた頑張っていこうと思います。
最近は、辰巳で配布された講義テキストを読む他、
・独占禁止法(白石忠志)・・・半分ほど
・刑法(町野朔、中森喜彦)・・・3分の1ほど
・憲法と国家(樋口陽一)・・・6分の1ほど
・刑事訴訟法(白取祐司)・・・半分ほど
を読んでいます。
適性試験の講座で配られたレジュメに問題がついているので
それも解いています。
しかし、毎度のことになりつつある、というか、レジュメの解法と
自分の解法が違ってます。。。
おそらく、レジュメの方は、基礎編を通しても、学習を始めて半年
に満たない人を対象にしているので、分かりやすいように、網羅的
な解法をとっているのだと思うのですが、それにしても、やっぱり
辰巳の適性対策には少し物足りなさを感じてしまいます。。。
あと、最近、山本清先生のブログを読んでいます。元朝日新聞記者
だけあって、文章がとても上手いですし、内容も一気に読めてしま
いますね。いい文章は読むだけで、自分まで賢くなったような気に
させてくれると言いますが、まさにそんな気がします(笑
あとは、夏のNYBarを受けたいと思っているので、そちらの対策も
しないとと思っています。今は、譲っていただいたPMBRのCrim Pro
のCDを聞いています。
Monday, February 16, 2009
2月14・15日
(AM)
●適性講座 本編 第1回
辰巳で「適性試験スタンダード講座 本編」の第一回を聞きました。感想としては・・・うーん、あまりいいとは思えないというか。。。基礎編を受けてないのもありますが、もっとシンプルな解法で解けるのに、網羅的にやるから複雑になっていたり、公式を当てはめるだけの解き方は良くないと言っておきながら、実際には数学的な処理(それも、あまり見かけない記号を使ったり)で解いてしまっていたり。。。自分が学生だったら、公務員試験と併願して、LECあたりで数的処理あたりの講座を受けた方が良さそうな気がします。。
(PM)
気のおけない友と、森下めぐり。元祖カレーパンを購入。カフェでしばらく話し込んだ後、大学時代の友も合流して、居酒屋「山利喜」へ。とーーーても楽しかったです♪
【2月15日(日)】
(AM)
ジムに行くつもりが、体が動かず、昼前まで惰眠をむさぼる。。
(PM)
●小論文講座 基礎編 第2回(講義回)
●小論文講座 基礎編 第6回(講義回)
辰巳で、小論文講座 第2回を受講。山本先生の豊富な知識に脱帽。そして、時折はさまれる、新聞記者時代のエピソードがとても面白いです。新聞記者ならではの、紙面の見方なども説明してくれるので、新聞をより立体的に見れるようになりました。
軽食の後、夜から小論文講座 第6回を受講(生講義)。週2回ですが、平日は来られないため、生講義の方がどんどん進んでいっています。毎回、読むべき良書について紹介があるので、こういった本を放置しないで、積極的に読むことが必要だろうと思っています。
Sunday, February 8, 2009
辰巳に通い始めました
●辰巳の2010年入学法科大学院コース(入門なし・山本クラス)に申し込みました。
伊藤塾・LECも話を聞きに行きましたが、伊藤塾は、法科大学院(未修)はあまり力を入れていない模様(基礎マスターを熱心に勧められました。)、LECは価格はお手頃でしたが、小論文講座にあまり力が入っていないような感じ(あくまで感じですが)がしました。辰巳については、法科大学院関係の掲示板で山本先生のクラスについての言及がたびたびあったこと、また山本先生の書いた小論文講座の本が良かったこと、希望している筑波の未修と山本先生の得意そうな分野がマッチしていそうだと感じたこと、辰巳は小論文のコースが2コースあって、山本先生のクラスは10万円ほど高くなるのですが、その分時間も長く、内容が充実していそうだと感じたことから、選びました。(山本先生本人いわく、山本クラスの合格率はかなりいいそうです。)
【2月8日(日)】
●小論文(基礎コース)第1回(講義編)
●小論文(基礎コース)第4回(答練)
2月スタートのため、既にライブ講義が終わった回については(ライブは1月スタート)、ビデオブースでどんどん見ていってくださいと言われています。そこで、今日はさっそく午前中に、第1回の講義をビデオブースで見てきました。今日は、昼から自動車の教習所もあったので、午前中だけでいいかな、と思っていたのですが、答練については、ライブかビデオ(≠ビデオブース)の日にしか提出できないというので、教習所の終了後、18時半から答練も受けてきました。ふぅ。
9時~12時:小論文(基礎)第1回・講義
12時半~15時半:技能講習@さいたま(仮免の試験がもうすぐです。。)
16時~17時半:学科の模擬テスト&仮免の説明を聞く@池袋
18時半~22時:小論文(基礎)第4回・答練
1月からスタートしているLIVE講義のペースに追いつこうと思うと、適性試験と小論文の講座の両方あわせて、かなりのハイ・ペースで見ないといけません。また、平日に講義が受けられないと思うので、その分も土日に見るとなると、かなり日程がきつきつになりそうです。