昨日のブログにいろいろ書いてみて、改めてまだ知識が消化できていないことに気づきましたA^^;
特に今は、各概念の中身を覚えるのに精一杯で、そうした概念を、応用して議論するということがまだできていません。例えば、リベラリズムとリバタリアニズムというのは、どういう実際の場面に応用が可能なのか。
昨日まではそこまであまり考えてもみなかったのですが、改めて身の回りを見渡してみると、応用可能な場面というのは結構あるような気がしています。例えば、今、外為法の輸出規制について仕事で扱っているのですが、こうした規制の在り方についても、政府の規制をどの程度まで及ぼす必要があるかということについて、これまでのリベラリズム論・リバタリアニズム論の系譜を見直していくことで、得られる示唆があるように思います。
今日読み終わった本
○「輸出管理論」田上博道、森本正崇
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4797258330.html
外為法の輸出規制についてよくまとめられた良書です。筆者は、経済産業省と防衛省の官僚の方なので、まさにこれが現行輸出規制の政府見解と言えるかと思います。昨年の12月に出たばかりの本なので、最新の情報や新たに導入された通常兵器キャッチオールの補完的規制なども詳細な説明がされています。
それにしても外為法の輸出規制は結構ややこしいですね>_< 政令・省令・通達で決まっていることが多いので法律だけ見ていても、結局のところよく分かりません。一方、政省令の方も規定が散らばっていたり互いに参照しあったりしているので、いきなり読んですっきり理解するというのは結構大変だと思います。まずは、この本を読んで、一つずつ確認していくというのがいいですね!
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