Thursday, April 30, 2009

過去問(1)

とあるLSの過去問(小論文)で出された課題文をさかのぼって挙げてみます。

【平20】
●ラートブルフ著作集 第4巻『実定法と自然法』尾高朝雄他訳(東京大学出版会 1961年)53ー56頁(野田良之・阿南成一訳)
●中村治郞 『裁判の世界を生きて』(判例時報社 1989)435~445頁

(yuinaのコメント)
ラートブルフ・・・名前だけは聞いたことがありますが、何を考えている人かまでは知りませんでした。。ネットで少し見てみたところ、法哲学の分野で、価値相対主義(絶対的な正義は存在しないという考え方)を提唱した人で、法実証主義から自然法主義へ転向した人だそうです。法実証主義、自然法主義は、法学ではよく聞くキーワードなので、もう少しよく調べてみたいと思います。
それから中村治郞さんは、元最高裁判所の判事の方だそうです。最高裁のHPでも上記の文献が紹介されています。(http://www.courts.go.jp/saikosai/about/iinkai/kakyusaibansyo/iinkai_03_sankousiryou_13.html


【平19】
●森村進『自由はどこまで可能か―リバタリアニズム入門』(講談社現代新書 2001年)90~91頁からの抜粋。(yuina注:ランディ・バーネットの説明を示した箇所)
●ジョゼフ・スティグリッツ(コロンビア大学教授)『温暖化ガス削減 環境税で』(日本経済新聞2006年7月4日朝刊・経済教室)

(yuinaのコメント)
・・・森村先生の新書が過去問になっていたとは知りませんでした・・・。難しくて読めないとか言っている場合ではないですね(汗)読み直したいと思います。また、環境問題に関しては、環境税ということで、環境保護に経済の問題を絡めて聞いているのかなと思います(著作権の関係で記事を見ることができないので詳細は不明ですが)。環境保護は、先日の講座でやったばかりということもあるので、特に狙われそうな経済の視点を含めてもう少し調べてみる必要がありそうです。


【平18】
●タバコの路上喫煙を刑罰の対象とする法律を制定することについて、これを肯定する論拠及び否定する論拠をそれぞれ挙げたうえで、これについてあなたの見解を述べてください。
●坪井明典「報道の自由と名誉保護との調和」(『自由と正義』2005年9月号)

(yuinaのコメント)
前者の方は、課題文のない、いわゆる一行問題です。最近のLS小論文の傾向を見ていると、こうした一行問題はもうあまり出ないのかなと思っています。
もう一つの坪井氏の文章の方は、作者の方の承諾がとれたということで課題文も掲載されています。名誉毀損裁判に関する問題が取り上げられています。


【平17】
●朝日新聞夕刊2004年11月18日「結婚しないパートナー関係 破棄の責任問えぬ 最高裁慰謝料請求認めず」
●ゲーテ『ファウスト』1968~1980行(高橋義孝訳)

(yuinaのコメント)
最初の新聞記事は、婚姻関係になく、内縁関係でもない、子供はいるけれど別々に暮らす「パートナーシップ関係」にある男女について、その一方が当該関係を破棄した場合の慰謝料請求が否定されたという記事です。家族の在り方について、法律はどう向かい合うべきなのか、というのはなかなか難しい問題です。
もう一方のファウストについては、法律学に関して、登場人物のメフィストーフェレスが話しをしている場面のようです。


上記こうして見てみると
(平20)①正義とは何か、②裁判(無罪推定に関して?)
(平19)①リバタリアニズム、②環境・経済
(平18)①国家の役割、パターナリズム等、②名誉毀損裁判(名誉保護)
(平17)①現代の家族観と法律、②法律学とは

Wednesday, April 29, 2009

早稲田のLS説明会(レポート)

今日は早稲田LSの説明会でした。冒頭の50分は、早稲田LSのカリキュラムや、入試方法についての説明がありました。これらの内容については、去年からいろいろ変わっているところが多く、また、来年にも変わるところがあるそうで(制度がまだ落ち着いていないという印象です)、早稲田LSを志望される方は早めに把握されておいた方がいいかと思いました。また、ステートメントに書く内容についてや、早稲田が求める人材に関しての話も出ましたが、こういう内容は早稲田以外を受験する場合でも多少参考にできるのでは?と感じました(学校ごとの傾向はあるようなので、まるまる参考にはできないと思いますが)。

後半は、授業見学会がありました。ただし、人数制限にひっかかってしまい、午前の部には参加できませんでした(整理券配布開始後、あっという間に定員いっぱいになったそうです)。なので午後の部に参加してきたのですが、午後も、整理券配布前から長蛇の列となっていました。

今日の授業見学は、実際にこの日行われている授業を見学するということで、午後の部では、刑法(松原芳博教授)、捜査法(平尾雅世教授)、民事手続法応用演習A(伊藤眞教授)、民事手続法応用演習B(福岡右武教授)の4クラスを各10分ずつ回りました。

いずれのクラスもとても熱心に授業が行われていて、また、学生の発言の機会が多く、ただ聞いているだけの授業というよりも、生徒参加型の授業(いわゆるソクラテスメソッド的)という印象を受けました。また、今どきの学生さんは、ノートパソコンでノートを取っているんですね。アメリカだけかと思っていたのですが、日本もいまやそのようです(後ろから見てましたが、誰もチャットもインターネットもしてなかったのはさすがです 笑)。

最初、授業を見学してもしょうがないと思っていましたが、思いのほか、とても良かったです。教授の教え方自体、それぞれ個性があって面白かったですし、まだ若そうな学生さんたちが、堂々と理路整然と話しをしたり、六法をぼろぼろにして勉強しているのを見て刺激をもらうこともできました。また、LSと言っても具体的なイメージがまだなかったのですが、実際に見てみて、具体的なイメージもわき、今やっていることの延長線上にはこういう生活というか法律を勉強できる機会が待っているのだなと思うと、モチベーションをあげることもできたと感じています。

4月29日(祝)

【4月29日(祝)】
・早稲田LS説明会&授業見学会
・適性スタンダード・本編 第14回
・LS小論文講座・ケーススタディ編 第7回

説明会については、別記事で紹介します。

適性の講座は、JLF編の3部(長文読解)向けの内容でした。長文読解においても、JLF版は、DNC版といろいろ違っているようです。ただ、個人的には、2部ほどは違わないかなと感じますが。

講座は問題を解きながら進んでいくのですが、今日はなぜ自分が間違えたのかについて、ちょっと考えてみました。

①正しい要約を選択させる問題で、課題文を参照せずに、一回通し読みをしたときの何となくの記憶で答えてしまった。

②選択肢を選ぶ際に、課題文の参照が不十分だった(もっと広範囲に読み込むべきところを、ごく一部分だけみて回答した)。

③課題文の読み違え。書いてあることの意味を取り違えて理解していた。

④問題文の読み飛ばし。「具体的に示しているものはどれか」とあるのに、抽象的な要素を答えとしてしまったなど。

次からは気をつけたいと思います。。。ただ①については、逐一、課題文に戻って確認をしているとJLF版の場合は時間が足りなくなるということもあり、時間を考慮する必要もあるかなと思っています。②については、頭をすっきりさせて、文章の全体構造を把握することができていないと、必要なところの読みこぼしをしてしまうと感じています。ここは本当に気をつけるべき点だと思います。③④はとにかく、丁寧に読みこむことが大切だと思います。何となくで読まない、細かいところまで神経を通す気持ちで読むことが大切だと思います。

小論文の方は、危害原理からは正当化しにくい環境保護の問題について学びました。キーワードは「ロック的但し書き」です。

Monday, April 27, 2009

DNC版適性試験の申込み終わりました。

大学入試センター(DNC)版の適性試験の申込みをしました。今はインターネットでできるので、本当に便利ですね。ただ、支払いはクレジットカードでできないので、ペイジー(郵便局のATMなどで支払いできます)で支払いを済ませました。

何というか、申込み自体は、本当に簡単ですね。。。

今日の読書5 論文の教室 (&これだけは知っておきたい!独禁法)

「論文の教室」 戸田山和久(amazon.co.jp)

本来、大学生が論文・レポートを書く際の助けとして書かれた本ということもあり、笑いの要素が多く、飽きずに読み通すことができました。私自身が歳をくっている分、既にどこかで聞いたことも多かったですが、改めて、文章の書き方について、一通りの知識を確認できたことはとても良かったと思います。


(番外編)
「これだけは知っておきたい!独禁法」村田恭介(amazon.co.jp)

番外編は、LSとは直接関係しませんが、最近読んだ本です。

この本は、最初、いわゆるハウツーもの?、と思って読んだのですが、独禁法というややこしい法律を、独禁法を熟知したプロが、メリハリをつけて解説したという感じで、初学者が独禁法の全体像を頭に入れるには最適の本だと思います。

ちなみに、筆者の村田恭介さんは、きっかわ法律事務所の弁護士さんだそうで、こないだ新聞の独禁法関係の記事に名前入りでコメントが掲載されていました。その世界では結構有名な方なのでしょうか。

・・・と、きっかわ法律事務所のサイトを見ていたら、独禁法の大御所、根岸先生が客員弁護士をされておられるのですね。おおー

今日の読書4 資本主義はなぜ自壊したのか

資本主義はなぜ自壊したのか (amazon.co.jp)


中谷巌先生が、それまでの新自由主義(リバタリアニズム)から自由主義あるいはコミュニタリアニズムに転向した著作と言われています。

感想は・・・てっきり経済書かと思いましたが、日本文化論という感じでした。。何というか・・・amazon.co.jpのレビューは、星2つ半となっていました。。。

個人的には、リベラリズムとリバタリアニズムはバランスの問題だと思っているので、リバタリアニズムが行き過ぎれば、リベラリズムの発想が必要だし、逆の場合もまたあるだろうと思います。なので、どちらが正しい考え方というようには思えないし、先生にはそのあたりの程度論というか、これまでの政治の文脈を踏まえた上で、どの水準を目指すことが望ましいのか、といったあたりのもっと詳しい話が聞けたら良かったなと思ったりしています。

ちなみに、小論文講座の方では、インプットが重要(もちろん、それを消化して、アウトプットを組み立てられることはもっと重要ですが)と言われており、どれだけインプットが進んでいるかを示すために、タイトルに数字を入れてみました。・・・というか、期間が経っている割にはかなり少ないですね・・・(汗

読むだけではダメというのはそのとおりなので、こうしたブログなどを通じて、自分の頭でもう一度考えるということをやっていけたらと思っています。

4月26日(日)

【4月26日(日)】
・LS小論文講座 ケーススタディ編 答練第3回(通算第12回)

この日は講義の前に、新しい眼鏡を作りに行ったり、いろいろと用事を済ませてきました。大学入試センター版の適性試験のインターネット申込をしていたので、ペイジーで受験料も支払いました。

この先の休みはほぼあってないような状況で、連休だけは実家に帰る予定ですが、あとは、模試の連続です。とにかく受けただけではだめなので、間違えた問題を解き直し、どうして間違えたのか、自分がまだ身につけられていない解法のパターンは何か、をしっかり頭に入れておこうと思います。

4月25日(土)

【4月25日(土)】
・適性スタンダード講座・本編 第12回・第13回

いよいよこの講座も佳境に入り、この日に受けた分をカウントすると、残り2回です。時間配分等のテクニックに関しては、もっと早く聞いておけば良かった!ということが多く、もっと前倒しで受けておけば良かったかなとも思っています(既にオープン模試が7回ほど終わった後なので)。

今は、①オープン模試の復習、②講座の復習、③市販本 をとにかく一周することを目指しているのですが、これがなかなか進まず。。><  今日から毎朝1時間早くカフェに行って勉強しようと思っています。

Sunday, April 19, 2009

4月19日(日)

【4月19日(日)】
・適性オープン 大学入試センター版(第4回)通算7回目
・LS小論文 ケーススタディ編 第10回

適性オープンは今まで、JLF版が続いていたので、大学入試センター版の時間の長さがちょっとしんどかったです・・。2部の終わりでは眠くなってしまいました(爆)ちょっと気合が緩みかけているので、気合を入れ直して、まずはこれまでの模試の復習をしっかりしたいと思っています。

適性の後は、久しぶりにお買い物に行って来ました。夏っぽい水色の半袖の服を2枚と(職場向きの服ではなく、思いっきりプライベート仕様の服)、ボディショップで、スクラブ2種類とルームフレグランス2種類をゲットしてきました。いいお買い物ができたときってやっぱり嬉しいですね☆ そういえば、自分は女だったっけ・・・ということを久々に思い出した1日でした(笑)

夜は、小論文の講義です。とにかく盛りだくさんで、情報を消化しきれていない自分を感じています。とにかく、インプットを地道に、かつ確実に行っていくこと。過去問を自分なりに考えてみて、知識を十分に消化できているか、確認することを繰り返してやっていかないとと思っています。

あとは、仕事関係で、独禁法の本を読んだり、後輩から借りた中谷先生の本をまだ読めていなかったり、どうも、いろんなことが予定通り消化しきれなくて、だんだん溜まってきている感じです。。。電車の中とか細切れの時間も大事に、そして体調を万全にして、がつがつこなしていかないとと思っています。

4月18日(土)

【4月18日(土)】
・AM 病院へ
・PM 適性スタンダード講座・本編 第10回・第11回

このところ、あまりに肩こりがひどく、いつも行く整体の人(2箇所)から、”すごい音がする。こんなお客さんは初めて。医者に行った方がいいかも”と言われていたので、先々週、お医者に行って来ました。

肩こりがひどい、と言っても、「体操しなさい」と言われてシップを渡されるのがオチだと思い、「肩がひどく痛くて、ごりごりする」と表現してみたところ、ちょうど担当だった新任の先生(ちょうど4月の頭だったので・・・)は、「こんな症状は初めてだ」と分からないを連発した後、どうも「腫瘍」かもしれない、と思い始めたようで、レントゲンをとったうえに、翌々週にMRIを撮ることになりました・・・

痛いといっても、そういう痛みというよりは、「コリがひどい」感じだったのですが、今さら言い出すこともできず、結局、MRIを撮ることに・・・。おまけに血管がよく見えるようにということで、造影剤を使っての撮影。誓約書に名前まで書くことになりました・・・

MRIの技師さんには、「肩こりがひどいだけだと思うんですが・・・」と自己申告したのですが、技師さんとしても、医者から指示された以上は撮影するしかないらしく、なんとかかんとか言って結局撮ることに。さらに、「何か小さな血の塊のようなものが見える」とか言われて、造影剤も注射して、さらに撮影することになりました・・・

技師さんの態度が、だんだん、ものすごく優しくなっていったのが、何となく気になります・・・。ちなみに、MRI一回で1万円近くかかりました・・・。友人には、「それって点数稼ぎじゃない?」と言われましたが・・・。ちなみに、MRIの結果は、水曜日に放射線科の医者が判断して、来週の土曜には整形外科の方で聞けるそうです。。。いずれにしても、肩こりがハンパでなくひどいので、何とかなればいいなと思っています。。。

それから、午後は辰巳に行きました。石田先生が、授業の最後に、いつも時間をオーバー(40分くらい?いつもオーバーしている)して、きっと確信犯なのに《いやあ、しまったなあ、まいったなあ えへへ》という顔をするのが、何か好きで、毎回そのリアクションを楽しみにしています(笑)講座を受けるうえでは、先生の人柄というのも、結構、大事だなあなんて思ったりしてしまいました。

それから米谷先生の方も、今回は今までで一番おもしろかったです。JLF版の解説だったのですが、とにかくJLF版というのはひどい(大学入試センター版に比べて、問題がいまひとつ)こともあって、こうした問題をひとつひとつとりあげては、いかっている姿がとても面白かったです(笑)確かに、私の目から見ても、JLF版というのは、つっこみ所の多い問題が多く、(しかし、私は元々、あばうとな傾向があるのか、割とJLF版と波長が合うのは、いいのか悪いのかですが・・・)、代わりに米谷先生がいかってくれているような気がして、すーっとしました。

それにしても、JLF版の問題というのは、大学入試センター版と違って結構特殊だということがよく分かりました。できれば、JLF版の適性オープンが終わるまでに、この講義を聴いておきたかったです・・・。適性オープン(全10回)の方では、既にJLF版は終わってしまいましたが、5月にある全国模試では、再び、JLF版の模試を受けることになるので、そのときには今回習ったことを活かしていきたいなと思っています。

Thursday, April 16, 2009

日弁連版の申込終わりました

今日、日弁連版の適性試験の申込みをしました。インターネット申込みでクレジットカード決済だと、あっという間に終わってしまいますね。

今日は、職場の異動希望を聞くためのメールが回ってきました。急に上司が優しくなったのをどう受け止めるべきか・・・A^^;;;;;とりあえず仕事が変わると、新しい仕事を覚えるまで負担が増えるので今のままの方がいいのかななんては思っていますが・・・

Tuesday, April 14, 2009

ちょっとしんどい

精神的に波があるのは相変わらずなのですが、最近ちょっとしんどいです・・・っていうか、最近っていうより、ずっとそんなことばっかり言ってますが・・・

とはいえ、日々、職場の人間関係も順調で、座席の両隣の人がいい人なこともあって、とても平穏に過ごしています。

じゃあ何がしんどいの?ていう感じですが、何というか、自分を信じないことには何も始まらないし、とにかく自分を信じるしかないと思っているのですが、そういう気持ちはしょっちゅう揺らぐし(苦笑)、土日の休みも友達と遊ぶ時間を切り詰めて辰巳に通っているので、何かちょっと孤独な感じというか何というか・・・

そう言いつつも、自分のしんどさなんて、その時、一瞬だけのもので、体が痛いわけでも何でもないし、客観的にみれば、だからどうだっつーの、という風に思えたりもして、そうやって何とかごまかしごまかしやっているわけです・・・A^^; もっと客観的に見れば、こんな風に自分の好きなことを追っかけることが許されてるだけでも幸せなのかなとも思ったり。

いつもそうなのですが、自分の精神的な弱さには困ってしまいます・・・。でもそれも含めて自分だし、かわいいやつだと思うことにします・・・(なんのこっちゃ・・・)すべてが終わった暁には、好きなこと(ファイナルファンタジーをPS2時代からぶっとおしでやるとか、めちゃくちゃ手のかかる動物を飼うとか、ピアノを置ける物件を探しに行くとか)を思いっきりやりたいと思います。

適性試験の申し込み(をしなければ)

適性試験の申込期間が、JLFについてはもう始まっていますね。
辰巳の方で、特にまだ申込について何も言われていない(というか、適性の講座は遅れをとっているのですが・・・)こともあって、何となくまだ申込んでいないのですが、早めにチェックしないといけませんね。

日弁連版
http://www.jlf.or.jp/tekisei/index.shtml

大学入試センター版
http://www.dnc.ac.jp/houka/houka_index.htm

なかなか周りに受験するという人がいないので、自分で情報収集しないと情報が自然に入ってくることはまずないです。あるテレビで、プロレスラーを目指していたという人が、東京に出てきて、自分ひとりで自分のためだけに頑張るというのは正直辛かった、とおっしゃってましたが、ひどく共感してしまいました・・・。

Monday, April 13, 2009

早稲田のLS説明会

早稲田大学ロースクールの試験説明会が今月あるそうです。

http://www.waseda.jp/law-school/jp/news/index090329.html

昼間部のLSにそもそも通えるのか、という問題はありますが、いろいろ情報収集のために、行ってみようと思っています。

これから各LSで、このような案内が増えてくると思うので、気をつけてみておきたいと思います。

今日の読書3 憲法と国家 樋口陽一

「憲法と国家 -同時代を問う」樋口陽一
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004306264/ref=nosim/rechtundpolit-22

「憲法と国家」(樋口陽一)を読みました。ひ、樋口先生の本は難しいですね・・・(弱気)とにかく何とか読み通したというだけで、樋口先生の考えていることのどれだけ理解できたかというとかなり怪しいです・・・。

今、同じく、樋口先生の「憲法入門」を読んでいるのですが、入門という名前にかかわらず、こちらも易しくはない印象です...orz  読みこなすだけの知識が不足しているのが、他でもない原因だということは明らかなので、他のもう少し易しめの本を読みつつ、読書体力をつけていきたいと思います。

※ちなみに、今、森村進先生の「自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門」を読んでいますが、これも難しいです・・・(あれもこれも入門なのに・・・)。最初の方で、リバタリアニズムの様々な分派の説明が出てくるのですが、これが頭でごたまぜになってしまっています・・・

※さらにちなみに、今、戸田山和久教授の「論文の教室」を読んでいます。これは、大学生向けに書かれていて、なかなか面白いです(笑)前半は、初歩的過ぎるかなと思いましたが、後半では、改めて納得させられることが多いなと感じました。

※さらにさらに、今、後輩が貸してくれている中谷巌資本主義はなぜ自壊したのか」を読んでいます。経済学に詳しくなくても、文章が軟らかく、いろんな具体例が出てくるのであっという間に読める感じです。

それにしても、最近、経済学に対して懐疑的です・・・。一番の理由は、自分が経済学をどうにも理解できないからだと思いますが・・・・。小難しい数式を並べられて、「・・・だからですよ」と言われても、どうにも理解できないというか、何というか。。。(しかも、数式の作り方によって、いろいろ結論を操作できるらしいじゃないですか!?)

でもって、中谷先生みたいに、あっさり転向なんてことが起こってしまったり、去年の夏過ぎには、どのエコノミストも「この先、景気は横ばい」だと言っていたのに、秋以降、一気にがたがたと「100年に1度の大不況」にまで落ち込んでしまったり、私の心の中では「経済学って何なんだーー!!??」という感じです。。。

中谷先生の本の中に、飛んでくる鶴がケガをするといけないからと言って、送電線を敷くのを拒否したという、ブータンの人たちの例が出てきますが、結局のところ、経済学っていうのは、どの程度の生活レベルにしたいのか、何が幸せなのか?っていう、価値判断が結構大事な学問なんじゃないだろうかという気がしています。そういう意味では、客観的な学問に見える経済学っていうのも、やっぱり社会科学であって、法学と同じように価値判断が大事な学問なんじゃないのかなあと、勝手に思ったりしています。(実際どうなんでしょう?これからいろいろ調べてみたいと思います。)

4月12日(日)

【4月12日(日)】
・適性オープン 通算第6回(日弁連版 第9回)

前回もでしたが、日弁連版の第2部が、時間が全く足りません。

パズル系の問題は好きだと思っていたのですが、このJLF版の場合、ただ解ければいいというだけではなく、「早く解く」ということが大事なようです。

適性オープン全10回のうち、日弁連版は今日が最後。来月にある、全国適性模試までには何とかしないとと思っています。

4月11日(土)

【4月11日(土)】
・適性スタンダード講座 本編 第8回・第9回

ライブから約1ヶ月遅れの受講。早く追いつきたいと思っています。

Wednesday, April 8, 2009

TOEFL返ってきました

先月のTOEFL-IBTの結果が返ってきました。

Reading 29
Listening 24
Speaking 17
Writing 20
--------------
TOTAL 90

でした・・・

どこまでもSpeakingが足を引っ張ってくれます。。。機械相手のことなので、おそらく何かコツがあるのだと思いますが、Speakingを何とかしない限り、100点超えは厳しい感じです。

あと、昔、Princeton ReviewのTOEFL講座でも言われたことですが、短期間でスコアを上げないといけない場合、Writingが比較的上げやすいそうで、私の今の点数もまだ上がる余地が結構あるので、このWritingを何とかすることが一つかなと思っています。

評価を見ると次のようにありました(特に今後注意した方がいい所を抜粋&太字で強調してみました)。

【SPEAKING SECTION】
(Speaking about familiar topics)- Fair
Grammar and vocabulary are somewhat limited and include some errors.

(Speaking about campus situations) - Limited
・Your responses indicate that you have some difficulty speaking in English about information from conversations, newspaper articles, university publications, and so on.

limited grammar and vocabulary may prevent you from fully expressing your ideas. Problems with pronunciation make it difficult for listeners to understand you at times.

(Speaking about academic content) - Limited
・It is sometimes difficult for listeners to understand your responses because of problems with grammar, vocabulary, and pronunciation.

the amount of information in your responses is limited and the expression of ideas is often vague and unclear.

【WRITING SECTION】
(Writing based on reading and listening)
・an important idea or ideas may be missing, unclear, or inaccurate

・there may be unclarity in how the lecture and the reading passage are related

grammatical mistakes or vague/incorrect uses of words may make the writing difficult to understand.

(Writing based on knowledge and experience)
・you may not provide enough specific support and development for your main points

・your ideas may be difficult to follow because of how you organize your essay or because of the language you use to connect your ideas

grammatical mistakes or vague/incorrect uses of words may make the writing difficult to understand

Sunday, April 5, 2009

4月5日(日)

最近、ちょっと体調が不安定です。花粉症の薬を飲むと異様に眠くなったり、疲れやすかったり・・・。今日はそんな一日でしたが、パソコン使用時間を減らす、朝型生活にするといったように、健康面でもいろいろ気をつけていかないとと思っています。

【4月5日(日)】
・AM LS小論文 ケーススタディ編 第6回
・PM 適性オープン JLF版 第8回

前回のJLF版の模試の結果が返ってきました。偏差値自体は割と良かったです。ただ見ていると、2部の平均点が相当低かったようで、この2部で差がついたのかなと思います。私の個人成績を見ると、この2部はできているのですが、1部が全然ダメでした。。。時間配分が全くできなかったのが、この1部で、最初のスタートダッシュが悪かったのがよく分かります。

今日の模試の方もやはり1部のスタートダッシュが悪かったです。体調が悪かったのを言い訳にはしたくないのですが、最初から一気にエンジンをかけていかないと、JLF版のように、最初の1部がわずか40分で終わってしまう試験では、ペースがつかめないまま試験終了となってしまいます。

それから今日は2部もいけませんでした。。。JLF版の問題で、2部は、パズル的な問題が多く出るのですが、大問が3題で、それぞれに小問が6~8くらいぶら下がっているという形式になっています。私はこのうち大問2の最初の問題が解けず、後に続く問題が芋づる式に解けないということになってしまいました。>< しっかり復習をして、大問の最初の問題が解けないなんてことのないようにしないといけないなと思います。

そういえばAlbanyのホテル・・・

最近、あっという間に時間が過ぎて(というのはただの言い訳かもしれませんが・・・)、NY Barのことをうっかりしていました。先日、申し込みの方は済ませたのですが、そういえば忘れていたことが一つ・・・

そうです。Albany(オルバニー?アルバニー?)受験になった場合のホテル予約です。これは前年の秋にはやっておかないとということだったのですが、不合格のショック??もあってか、すっかり失念・・・

昨年の経験によると、今の時期にチャレンジしてもなかなか取れずで、キャンセルが出る頃を狙って取った方がいいのかなという気はしています。ただ、そうは言っても、どのホテルが良かったかとか、そもそも、いろいろ思い出すところから始めないといけないのですが・・・A^^;

一番いいパターンとしては、昨年同様のマンハッタン受験になること。前回のアピールが今回にも生きているといいのですが・・・。と、こう書いているうちに、ちょっと心配になってきたので、マンハッタン受験になるように、何かアピールする方法を考えてみようと思います。

Saturday, April 4, 2009

今日の読書2 「刑法入門」山口厚

●今日の読書2

「刑法入門」 山口厚

http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0806/sin_k419.html

まだ読んでいる途中ですが、法律の初学者でなくとも、十分に納得のいく内容です。辰巳の書籍部でもよく目立つところに飾ってあります。裁判員制度の開始を念頭に置いて書かれたということで、犯罪とは何か、刑罰とは何か、という根本的なところから掘り起こした内容となっています。

ロースクール入試との関係で言うと、道徳(本書中では倫理)と法の違いがとても興味深いです。これは法学部でも、法学入門の授業で、取り上げられるテーマですが、J.S.ミルの危害原理(他者を加害しない限りにおいて自由)や近代個人主義について十分学んだ後で、この問題を考えてみると、とてもクリアに理解することができます。また、山口先生がとても分かりやすく例を挙げて説明されているので、一度読めば、この点については忘れないほど納得できると思います。

なるほど、ロースクール入試で、個人主義や自由が頻出となっているのは、こうした知識を元にして、六法等の法律学が成り立っているからなのだなあと思いました。今まで、条文や判例の知識にかたよった法律学の学び方をしていましたが、こういう根本的なところから学ぶことで、法律学を学ぶ足腰が強くなるような気がします。

4月4日(土)

【4月4日(土)】
・AM 眼科へ
・適性スタンダード本編 第7回
・LS小論文 ケーススタディ編 第5回

午前は、眼科で、メガネの処方箋を書いてもらいました。今のメガネは度がきつくて、目が疲れるので、少し緩めで書いてもらいました。ついでに、眼精疲労だと言ったら「サンコバ 点眼液0.02%」をくれました。この薬は目のビタミン剤だそうで、光に弱いので光に当てないでくれとのことでした。さしてみると、ものすごくよく効くので、またこの目薬をもらいたいなと思っています。

午後は、辰巳で、講座を2つ受けてきました。今日は、適性の方を1.5倍速にしたら、3時間半の授業が2時間ほどで済みました。何か得した感じ。。。今日の学びは、同じ問題でも、短時間で解くテクニックを見つけるということです。網羅的にすべてのパターンを考えていては、先日の大学入試センター版の模試のように、時間内に解き終われません。早く解くための鍵を問題から見つけること、これが大事だと思いました。

合わせて、大事だと思ったのは、問題を読んで、勝手な先入観を持たないことです。今日の問題で、海に行くか遊園地に行くかで、7人が悩んでいて、そのときに「AさんとBさんは、ガイドブックを見て、気が変わった」という条件があるとすると、AとBが一緒に移動した可能性だけでなく、Aさんは海→遊園地、Bさんは遊園地→海、というように入れ替わった場合もあるので、両方の可能性を考える必要がある。これを片方見落としてしまうと誤答の元になるということです。

小論文の方は、相変わらず、山本先生の講義はいいです♪学生さんにはもしかすると良さが分からない部分もあるかもしれないけれど、同じ社会人としては、山本先生の仕事に対する誠実さというのが良く分かります。アカデミズムではない、予備校だからこそできる授業の内容ではあるけれど、本当は、大学で、こういう内容(いわゆる六法の前提となる、政治学や法哲学の知識)をもっとしっかり教えてないといけないんじゃないかなと思います。

辰巳の資料センターはいいですね!

先週の土日は体調不良&お仕事で行けなかったので、再度、受けられるよう資料センターに連絡してみました。確か、LIVE欠席→ビデオブース受講欠席の場合には、カセットかMDで講義を聴くということになっていたと思ったので、その点を聞いてみました。

すると、「その日体調が悪かったっていうことであれば、いいですよ」とのことで、再度ビデオブースの予約にしてくれるとのことでした。対応も柔らかいし、とてもいい感じです♪

伊藤塾なんかでは、期間内なら、何度でも聞き直せる(ただし、インターネットのストリーミングだったかな?)とのことで、そういうのもあってサービスがいいのかもしれませんが、でもやっぱり嬉しいですね。

RE-APPLICANT

NY BARの申込開始の案内がBOLEのサイトに出ていたので、早速申込みをしました。

何というか、RE-APPLICANTの場合は本当にあっさり簡単ですね。
すぐに終わってしまいました。

LSの準備もありますが、こちらの準備もしなければですねA^^;