Thursday, November 19, 2009

先日の発表

先日、懸案の発表がありました。先行研究を読んで整理するくらいならともかく(ともかくというか、これだけでも結構きつかったりするのですが・・・)、自分で推計式を立てて分析するのはハードルが高いな・・・と思っていたので、正直にそう言ったところ、皆さんいろいろ喜んでアドバイスしてくれました。

何というか、このところ感じるのですが、自分の意見を言うよりも、一歩下がって「分からない」と言っている方が周りの受けがいい気がします・・。とはいえ、20代でもないのに、それでいいんだろうか・・・と思ったりもしてしまうのですが・・・。うーん。

○今日の難解語

ディビジア指数 -->


VARモデル(多変量自己回帰モデル) -->


ベンチマーク・イヤー法 --> 資本ストックの推計法の一種。ベンチマーク・イヤー(基準年)のストックにフローを積み上げていって、ベンチマーク以外の年度のストックを推計するもの。


GDPデフレーター --> =名目GDP/実質GDP  

=Σ(Pt×Qt) ÷ Σ(Po×Qt)

=Σ Pt ÷ Σ Po

つまり、GDPデフレーターは、物価指数の一種


パーシェ指数 --> GDPデフレーターのようにQt(今年の生産量)で計算 <ただ、今年の生産量のデータは取りづらい>


ラスパイレス指数 --> 消費者物価指数のようにQo(ある年の生産量)で計算

パーシェ型 -->

Tuesday, November 17, 2009

専門用語

法律も、専門外の人には分かりにくいテクニカルタームが多いかもしれませんが、経済学もいい勝負のような気がします。。とにかく地道にやっていれば道が拓けると信じたいです・・。

今日は後輩に、統計ソフトのgretlの使い方をレクチャーしてもらいました。ついでに愚痴も聞いてもらってすっきり・・(苦笑) 何はともあれ気の合うメンバーで今度飲みましょという話になりました。

gretl
http://gretl.sourceforge.net/win32/

R
http://cran.r-project.org/


〇今日の難解語(私にとってだけ・・?)

系列相関 -->

最尤法(さいゆうほう) --> 

ロジット変換 -->

プロビットモデル -->

多重共線性 --> 説明変数間の相関が強く、重回帰分析がうまく行えないこと。相関行列をよく見て、高い数字があれば、t検定にかけて、どれ位ありえないことが起こっているかP値を求める必要がある。

クロスセクション --> 同時期の横断的分析。時系列分析の対概念。

パネルデータ --> 時系列データとクロスセクションデータを組み合わせたデータセット。

固定効果モデル --> ?? (このモデルの重要な考え方として、時点毎に変化する変数と、時点が変わっても変化しない変数(およびその効果)を区別することがある)

OLS --> 最小二乗法(最小自乗法)

最小二乗法 -->

従属変数/独立変数 --> 重回帰式 Y= α+b1・X1 + b2・X2 において、Xiを独立変数、Yを従属変数という。

Monday, November 16, 2009

今日は。。

今日はひたすらインプットデー。。下記は最近気になったものです。

『地域雇用創出の新潮流 ─ 統計分析と実態調査から見えてくる地域の実態』 (労働政策研究・研修機構)
苦手な経済学を相変わらずやっています・・・。このJILのプロジェクト研究はとてもよくまとまっていて、すごいですね。。地方で雇用がなかなか改善されない理由が、さまざまな側面から分析されています。

『詳解分野調整法』 中小企業庁
大企業が新規参入する場合には、中小企業団体と話をする必要があるらしいですね・・。こんな法律があったとは・・。今も生きている法律で、正式名称は「中小企業の事業活動の機会の確保のための大企業者の事業活動の調整に関する法律」と言うそうです。(実際あまり使われてないみたいですが・・)

Wednesday, November 11, 2009

このところ

バーの結果は・・・わはははは・・・ということで。
結果がどうかは気にしませんが、自分を振り返って、やっぱり自分に甘いのかな・・と反省したりしています。

それからロースクールに行くことについて、ちょっと早いですが、異動の可能性含みということもあって、上司に話をしました。通うことについては前例もあるので特に反対されませんでした。異動のことは、1月4月の定期異動は数が少ないので、何にせよ夏まで待ってとのこと。小さなお子さんを持つ女性が多いようなところに行けたらと思っていたのですが、以前から私をもらいたいと言ってくれているところがあるそうで(ずっと話半分に聞いていたのですが、何人かの人から何度も聞くのでそうなのかな・・・と)そういうところにもらってもらうのも仕事人生としたら幸せなのかな・・・と考えたりしています。

何が最良の選択肢なのか「選ぶ」ということは、選択する時点では判断のつかないことが多いので、なかなか難しいですね。

辰巳のロースクール小論文講座でちょうど「選択の自由」というものについて習ったのですが、まさに今そんな感じです(笑)

選択の自由については、上智大LSの過去問で出題されています。その際の課題文は、東大・経済の安富歩先生が書かれた著書『生きるための経済学ー<選択の自由>からの脱却』(NHK出版 2008年)でした。

その中で引用されたミヒャエル・エンデの『自由の牢獄』という物語がとても印象的でした。。

どういう話かというと、前近代のバグダッドで、ある若者が、若さゆえに思い上がり、「人間には自由な意志があり、おのれの裁量で、あくまでもおのれのなかから善や悪を生み出す」と信じたことから、神の怒りをかいます。

そして、円形の壁に111もの同じ形の扉が均等に並んだ場所に閉じ込められてしまいます。

そこで、イブリース(イスラムの魔王)の声が男に聞こえてきました。

「ある扉の向こうには、血に飢えたライオンが待ち構えていて、おまえを引き裂いてしまうかもしれぬ。また、別の扉の向こうは、かぎりない愛の歓喜をおまえに与えんとする妖精で一杯の花園かもしれない。3つ目の扉の後ろには、大男の黒人奴隷が不気味に光る剣をかまえ、おまえの首を打ち落とそうとしているやもしれぬ・・・・」

この111の扉は、1つを開けた途端に他の扉はすべて永遠に閉じられてしまいます。しかも、どの扉もまったく同じで何の手がかりもありません。

絶望の思いでわめく男にイブリースはこう答えます。

「生まれてからこれまでというもの、おまえはあれやこれやと決めたときに、理由があると信じていた。しかし、真実のところ、おまえが期待することが本当に起こるかどうかは、一度たりとも予見できなかったのだ。おまえの理由というのは夢か妄想にすぎなかった。・・・」

結局、この男は、ひとつの扉を選ぶことができないまま、やがて疲れ果てて扉のことを考えないようになります。すると、扉の数が日を追うごとに減っていき、最後には扉は一つもなくなってしまいました。。


この話から、選択の自由をいかに考えるかについては、安富先生の著書を読むのが一番だとして、要は私が何を言いたいかというと、単に、それだけ選ぶっていうことは難しいっていうことですA^^; でも、安富先生もおっしゃっているように、だからと言って、この男のように選ばない(神の御意に従う)という訳にもいかないので、確率論じゃないですが、よく考えて後悔だけはしないように決めないとですね。。笑




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Tuesday, November 3, 2009

このところ

例の低用量ピルがよほど体に合わなかったらしく、飲み始めてからというものずっと不調だったのですが、やめてから2日目、急に体調が戻って来ました(薬って怖いですね・・)。いきなり全快とはいきませんが、これからちょっとずつ負荷を上げていきたいと思っています。

さて、実は来週が小論文試験です。というわけで今日は朝から晩まで辰巳にこもってました。ロースクール入試の小論文は、政治学、政治思想史、憲法学、法哲学などの社会科学をベースにして、時事ネタもふんだんに取り入れた内容となっており、勉強していてとても面白いです。

例えば、一橋大のLSの過去問はこちら。上記の小論文は未習者の問題となります。
http://www.law.hit-u.ac.jp/home/tabid/210/Default.aspx

それからぼちぼち(本当はぼちぼちではいけませんが・・)六法の勉強もしています。今はまだ難しそうだからとか躊躇しないでどんどんやっていかないとと思っています(思っているだけではいけませんが・・)。A^^;