Sunday, June 21, 2009
適性試験が終わりました!
DNC版は、昨年の第1部の過去問が、結構難しかったので、今年はどうなるかとひやひやしていましたが、個人的には、去年より易しかったように思います。(昨年の第1部の平均点は前年よりも下がっていたので、今年は反動で易しくなるかな・・と思わないところもないではなかったですが、逆だと目も当てられないので、それは考えないようにしていました。)
第1部で、個人的に印象に残ったのは、第1問と第3問。後半に難易度の高い問題が多く出ている可能性に配慮して、第1問は、これだと思った選択肢にマークをすると、残りの選択肢を読まずに、次の問題に進みました。。。しかし、これが裏目に出てしまい、しかも、そのことに気づいたのが試験終了1分前だったので、どうにも手が打てませんでした。これが今回のテストの一番の反省点です。
第3問は、メタボリックシンドロームに絡めた問題。毎年1問は捨て問(解くのに時間ばかりかかってしまうが配点はそれほどでもない問題)が出るらしい(?)ですが、この問題が、その捨て問だと信じたいです。。後回しにしたのですが、結局、納得のいく解答ができませんでした。
これ以降の問題は、第3問ほど手が出せないという感じではなかったので、結果的に第3問を後回しにして、後半の問題を解く時間を残したことは良かったのではないかと思います。先週のJLF版で、時間のプレッシャーが、冷静に問題を解く上での一番の障害になると感じたので、DNC版では、時間のコントロールに細心の注意を払いました。
他方、長文読解の第2部は、解いていてとても楽しかったです。もともと第2部は、いろんな分野の優れた文章が読めるので、結構好きだったのですが、今回のDNCは、問題のセレクトがなかなかにくい感じでした(笑)ただまあ、楽しかったからといって、成績がそれにリンクしているとは限らないのですが・・・ A^^;
それはともかく、どんな問題が出たかというと、一番驚いたのは、阿久悠さんの「ざんげの値打ちもない」という歌の歌詞が課題文として出てきたことです。しかも、この歌、若かった女性が、男性と出会い、いろいろあった?挙句に、ナイフで刺してしまったかで、刑務所に入り、最後に自分の人生を振り返る、という、なんとも深~い内容のものだったのです。これまで哲学だの政治学だの結構固めの文章ばかり見てきたので、一瞬ひるんでしまいましたが、こういう問題もありかな~と思って、面白がって解いてしまいました。
そして、その次の問題もとても印象的で個人的に好きな部類の文章でした。中世の短歌に関する内容だったのですが、課題文で挙げられている「二条派」の短歌が何ともすばらしくて、読んだ途端に気に入ってしまいました。ついつい短歌の世界に引き込まれてしまいかけたのですが(笑)、いやいや今は試験中・・・と気を取り戻して解きなおしました。
ちなみに、こんな短歌でした。
伏見山ふもとをこむる夕霧にくずの葉かへる道やたどらむ(草庵集)
この短歌を読んで、夕霧がたちこめる中、葛の葉の道をさびしくたどる・・・そんな情景が一気に浮かんできました。私の地元で、私が何かというと好きで行く場所に東郷池というところがあるのですが、そこがまさにそんなイメージのあるところで、自然のもつ寂しさがあふれかえっているような場所、そこに不思議な安らぎがあって、自然の中に溶け込んで自分という実体が溶けてしまうように感じる、そんな感情をふわーっと思い出してしまったのでした。
この二条派の歌についての文章は、石田吉貞『中世草庵の文学』が出典ということなので、ぜひ時間を見つけて読んでみたいと思っています。(試験から話がそれちゃいましたね 苦笑)
石田吉貞『中世草庵の文学』(リンクはamazon.co.jp)
※なんと、1970年の本だったのですね・・・
↓ちなみに、携帯で撮った東郷池の写真です。(光が弱かったので、普通に撮ったのに白黒のようになりました。。)
Tuesday, June 16, 2009
合衆国憲法 修正第5条
最近、よく見かける、アメリカ合衆国憲法の修正第5条です。(本当は全部一続きになっているのですが、見やすいように切り分けています。)
Amendment 5 - Trial and Punishment, Compensation for Takings.
No person shall be held to answer for a capital, or otherwise infamaous crime, unless on a presentment or indictment of a Grand Jury,
except in cases arising in the land or naval forces, or in the Militia, when in actual service in time of War or public danger;
nor shall any person be subject for the same offense to be twice put in jeopardy of life or limb;
nor shall be compelled in any criminal case to be a witness against himself,
nor be deprived of life, liberty, without due process of law;
nor shall private property be taken for public use, without just compensation.
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翻訳はこちらです。(アメリカ大使館:http://japan.usembassy.gov/j/amc/tamcj-071.html)
↓
修正第五条 何人も、大陪審の告発または起訴によるのでなければ、死刑または自由刑を科せられる犯罪の責を負わされることはない。
ただし、陸海軍または戦時あるいは公共の危険に際し、現役の民兵の問に起こった事件については、この限りでない。
何人も同一の犯罪について、再度生命身体の危険に臨まされることはない。
また何人も刑事事件において、自己に不利な供述を強制されない。
また正当な法の手続きによらないで、生命、自由または財産を奪われることはない。
また正当な賠償なしに、私有財産を公共の用途のために徴収されることはない。
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ここで一つ不思議に思ったのですが、修正5条の各項目のうち、自己に不利な供述を強制されないという項目の後だけ、セミコロンではなく、コンマになっているのはなぜでしょうか。。あまりこだわってもしょうがないですが、ちょっと気になってしまいました。。
ちなみに、憲法の条文をぐぐっていたら、こんなページを見つけました。アメリカの下院では、こんなページがあるんですね。
Educational Resources (United States House of Represenatives)
http://www.house.gov/house/Educate.shtml
JLF版自己採点結果
http://www.jlf.or.jp/tekisei/index.shtml
自己採点してみたところ、恐怖の第2部はまずまず。
取れていると思っていた第3部で少し点を落とすという結果になりました。
志望校の昨年の適性試験結果を見ると、
まずそもそも、DNC版の点数でしか出ていないのですが・・・
昨年の対応表(JLFの点数をDNCに換算するための表)を使って換算すると
良くもなく悪くもなくといった感じでした。
ちなみに昨年の対応表はこちら。
http://www.jlf.or.jp/tekisei/pdf/2008_taiouhyou_ygdf.pdf
今年の対応表が出るのはまだ1ヶ月は先なので
今年はどうなるか分かりませんが、何にせよ、JLF版に関してはあとは神頼みですね。。(笑
Sunday, June 14, 2009
JLF版が終わりました。
場所は、中央大学の後楽園キャンパス。
答え合わせをしていないので、何とも言えないのですが、少なくとも、以前の模試でひどい成績をとったときよりはいいと思いますA^^;
一番、精神的につらかったのは、やはり第2部の問題。過去問が結構解けたので少しなめていたことと、第2部の大問1が、割と易しかったこともあって、ちょっと気が緩んでいました(今考えると、過去問が解けたのは、時間のプレッシャーを計算に入れていなかったからと思われます・・)。動揺し始めたのは大問2の小問4からで、どう考えても選択肢の中に答えが見つかりません・・・
それぞれの大問の中には(大問自体は全部で4問)、小問が6つか7つくらい含まれています。これらの小問は、それぞれの問いが独立している場合もあるのですが、この時ひっかかった問題では、どうもこの小問が解けないと、後の小問の解答に響きそうな予感・・・
JLF版ではとにかく時間がないので、精神的に動揺して止まっている暇は全くありません。とにかくこの大問2は後回しにして、次の大問3に手をつけました。
大問3は、模試で見たことがあるような問題で、落ち着いて解けば解けるはずの問題。なのに、気持ちがあせって、簡単な計算がうまくできません。このときが、一番精神的にきつかったです。かといってここで投げ出してしまったら、第2部の点数は悲惨なものになってしまうので、何とかするよりありません。。(泣
とにかく大丈夫、大丈夫、と言い聞かせ、丁寧に計算をやることだけ心がけました。といっても常に時間のプレッシャーからは逃れられないのですが。。
そして、大問3の小問を4、5問解いたところで、先に大問4に飛び、とにかく最後まで問題を見通すことにしました。大問4の見通しが経ってきたことで、精神的にもちょっと落ち着けた気がします。
・・・と、こんな感じで第2部は終了しました。。。
一番苦手の2部が終わって、さあ今度は!と思いきや、3部の長文読解がこれまたすごい問題でした。。とにかく文章の量が多かったです。最初の大問1は、課題文だけで5ページと長く、しかも私の苦手な世界史の問題。ポリスだギリシャだ、オスタナシウスにペルシウニ・・ほにゃららに、ひーっという感じです。
今まで模試を受けてきて、3部で時間が足りなくなるということはあまりなかったのですが、今回については、とにかく時間が押してしまって(各部の試験時間はそれぞれ40分。第3部の場合、大問は4問あるので、大問1つにつき10分を目安にしています)、終始、時間との勝負!!という感じでした。
最後の大問4は、生物学についての文章でしたが、味わって読む余裕はまったくなく、知識として既知の内容については完全に斜め読みをし、問題を解くためだけに必要なところだけを落ち着いて読むという感じでした。おそらく、時間内に余裕をもって問題を解くには、必要なところを深く、不必要なところは斜め読み、という相当メリハリのついた読み方をすることが求められるかと思います。とりあえず3部については、全部の問題を何とか解くことができました。。。
それにしても、来週のDNC版の適性試験の準備もさることながら、7月のバーの勉強が遅れ気味なので何とかしないとと思っています。適性試験に気をとられて、覚えたはずの定義がふっとぶという現象が起きているので(泣)、とにかく使える時間を最大限使って、何とかやっていこうと思います。
Sunday, June 7, 2009
6月7日(日)
・辰巳 全国適性模試 DNC版 第2回
・井藤公量弁護士(岡山大LS教授)講演会
今日の模試の第1部に関しては、分からないor時間のかかる問題をどんどん飛ばして、まず解ける問題を先に解き、その後、残した問題を解きました。この方法が功を奏したのか、運も手伝ってか、今日の1部はまずまずでした。
井藤先生の講演会は、出ようかどうしようか迷っていたのですが、とてもいい話をたくさん聞けたので、出て良かったです!試験に効率的に受かるためには何が大事か、とても端的に話してくださって、すぐにでも役立ちそうです。講演会の後の質問会では、ロースクール面接について質問をしたのですが、LS教授の経験を踏まえて、とても丁寧に答えてくださったのも嬉しかったです♪
Saturday, June 6, 2009
6月6日(土)
・LEC 全国模試ファイナル 第4回 (DNC版)
だんだん、ブログを書いている場合ではなくなってきました・・・(汗)バーの勉強が遅れているので、とにかく、暇があれば、ノート読み、あと問題演習を進めないとと思っています。
適性に関しては、一言だけ。「DNCの第1部対策のみ!」です。
これまでの模試を振り返っても、DNC2部(長文読解)は割と安定して取れているのですが、1部が取れるときと取れないときの落差がものすごく激しいです。原因は、簡単な問題や中程度の問題は割と解けるのですが、難易度が少しでも上がると解けなくなるということに尽きると思います。
今日の模試は、とにかく第1部を取ろうと思って受けました。全問解き終わることができ、今回こそはリベンジ・・・かと思いきや、近くの席の人から「今日の1部は、何か解けた気がする~♪」という声が聞こえてきました・・・。また、直後に答え合わせをしたところ、難易度の高そうな問題でやはり点を落としていました。何とかしないと・・と思っています。